バーゼル銀行監督委員会(以下、「バーゼル委」)は、3月30日、「サードパーティ及びフォースパーティリスク管理と集中リスクに関するニューズレター」(原題:Newsletter on third- and fourth-party risk management and concentration risk)を公表しました。
銀行によるサードパーティ等が提供するサービスの利用が進む中、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で、銀行が直面するオペレーショナル・リスクは高まっています。バーゼル委が2021年3月に公表した「オペレーショナル・レジリエンスのための諸原則」(原題:Principles for operational resilience)、「健全なオペレーショナル・リスク管理のための諸原則の改訂」(原題:Revisions to the principles for the sound management of operational risk)はこうした課題に対応するものですが、加えて、バーゼル委はパンデミックが銀行のオペレーションに与える影響を引き続きモニタリングしています。 https://www.boj.or.jp/announcements/release_2021/rel210402b.htm