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2015/04/01

【野村證券】 2015年度野村グループ入社式、永井浩二グループCEO訓話要旨

| by:ウェブ管理者
入社おめでとうございます。グループを代表して、皆さんを心より歓迎します。

野村グループには、世界中で働く多くの社員がおり、その国籍は70数カ国に及びます。これらの多様な人材は野村グループ最大の財産です。さまざまなバックグラウンドや価値観を互いに認め合い、意欲ある人であれば、誰でも能力を発揮できる、野村はそういう会社です。皆さんの若さあふれる力
を、この大きなステージで存分に発揮していただきたいと思います。

野村グループは今年、創立90周年を迎えます。1925年に職員わずか84名でスタートし、今では従業員2万9千名、顧客預かり資産約110兆円の、国内最大の投資銀行に成長しました。これはひとえに、創立以来大切にしてきた顧客第一主義、つまり「すべてはお客様のために」という基本観のもと、
常に環境変化に対応すべく、自ら変革にチャレンジし続けてきたからです。皆さんも、野村の良き伝統を忘れず、時代の変化にしっかりと目を凝らし、大きなステージにチャレンジしていただきたいと思います。

我々を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。日本再生を掲げたアベノミクスが追い風となり、長らく続いたデフレは、ようやく出口に差し掛かっています。脱デフレによって、これまで眠っていた1600兆円を超える個人金融資産が、本格的に貯蓄から投資へと動き出すのは歴史の必然です。ま
た、我々は日本国内で圧倒的な顧客基盤を築いているだけでなく、2050年までに世界のGDPの半分以上を占めるといわれている成長著しいアジアに位置し、欧米の競合他社と比して優位なポジションにいます。そして、言うまでもなく、本日入社した皆さんを含め、野村には多くの優秀な人材という財
産があります。「天の時は地の利に如かず 地の利は人の和に如かず」と言う孟子の教えがありますが、我々には今、このすべてが揃っていると言って良いでしょう。

野村グループは10年後、創立100周年を迎えます。その時、主役として会社を支えるのは皆さんです。多様な価値観を互いに認め合い、自らの頭で考え、判断し、行動する。それこそが野村マン、野村ウーマンだと思います。我々とともに、新しい野村の未来を創っていきましょう。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/holdings/20150401/20150401.pdf

17:00 | 金融:決算・人事・IR
 

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