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2011/09/02

【野村ホールディングス】ノムラ個人投資家サーベイ(2011年9月)

| by:ウェブ管理者

(2011/09/02)
ノムラ個人投資家サーベイ(2011年9月)
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20110902/20110902.pdf


調査の要約


(1) 『ノムラ個人市場観指数』は54.0 と前月から2.6 ポイント低下
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比
率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は54.0 と、前月の56.6 から2.6 ポイント低下した。株価の先行きに対して下落を見込む個人投資家が増えた。「1,000円程度上昇」を見込む回答比率が45.5%と最多であったが、全回答区分中唯一前月比下落し、下落幅も10.3%ポイントに及んだ。一方、「2,000 円程度上昇」を見込む回答比率は前月比+7.3%ポイントと最大の上昇幅を示した。調査時の日経平均株価(8 月19 日終値)は8,719 円と前月の調査時(7 月19 日終値:9,889 円)を約1,170 円下回る水準であった。


(2) 「国際情勢」が日本株市場に影響を与えるとの回答が大幅増加今後3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「国際情勢」の回答比率が前月比+21.9%ポイントと大幅に上昇して50.5%にのぼり、前月に続き注目度1 位となった。また、「為替動向」の回答比率が24.1%へ増加し、注目度は前月の3 位から2 位に上昇した。この2 つの要因以外の回答比率は全て前月比低下した。


(3) 「医薬品」の注目度が1 位個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いたDI をみると、最も注目度の高い業種は「医薬品」でDI は前月比7.0 ポイント上昇して16.4 となった。一方、「自動車」のDI は前月比-8.8 ポイントと全業種中最大の低下幅でマイナス転換した。


(4) アメリカドル/円レートについて円高方向に進むとの見方が増加
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて円高方向を見込む回答比率の合計が42.6%と前月の40.8%から上昇した。とりわけ「10 円程度円高ドル安」の回答比率が前月比2.5%ポイント上昇した。また、「5 円程度円安ドル高」を見込む回答比率が44.5%と最多である一方、その前月比低下幅は全回答区分中最大だった。


(5) ユーロに対する注目度が改善
各通貨に対する見方について、「最も投資魅力がある通貨」との回答比率から「投資魅力があると思えない通貨」との回答比率を差し引いたDI で示すと、最も魅力的な通貨は10年1 月の調査開始以来(調査を実施しなかった11 年4 月を除く)20 回連続でオーストラリアドルとなった。また、ユーロのDI の前月比上昇幅は8.3 ポイントと全通貨中最大だった。


(6) 有価証券を買い増す意欲が後退
各金融商品に対する考え方について、「新しく保有したい、あるいは保有金額を増やしたい金融商品」との回答比率から「保有をやめたい、あるいは保有金額を減らしたい金融商品」との回答比率を差し引いたDI をみると、有価証券のDI は総じて前月比下落した。


18:32 | お知らせ
 

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