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2018/03/07

【京都銀行】第100回「京銀クォータリー・サーベイ」(景気動向調査)の調査結果のご報告

| by:ウェブ管理者
京都銀行ならびに京都総合経済研究所では、地元京都における景気動向および企業活動の変化をタイムリーに把握するため、今般、京都府内企業を対象に「京銀 クォータリー・サーベイ」(景気動向調査)を実施いたしました。その調査結果がまとまりましたので、ご報告申し上げます。

<要 旨>
京都企業の業況判断 DI 値(「良い」-「悪い」)は、全産業ベースで前回 11 月調査の+2 から今回 2 月調査では+5 と 3 ポイントの続伸となりました。これで 6 四半期連続の改善とともに、水準はリーマンショック後の最高値(‘13 年 11 月の+7)に迫る勢いで、京都企業の景況感は回復基調を確かなものとしています。

製造業(+5→+9)は 4 ポイントの上昇で回復の勢いが再加速するとともに、非製造業(▲1→+1)も 2 ポイント上昇と 4 四半期連続の改善で、4 年ぶりにプラス圏に浮上しました。
さらに今回は、調査対象企業の 7 割超を占める小規模企業(+2→+5)、同 2 割超を占める中規模企業(▲1→+5)がともにプラス水準を確保しており、回復の裾野の着実な広がりとともに、内容的には一段と力強さを増しています。

先行きについても、今回調査の+5 から+6 へと 1 ポイント続伸し、安定したプラス圏を維持する前向きな判断が示されています。

国内における人手不足や仕入価格の上昇、為替の円高傾向、地政学リスクを含む海外経済の動向など、先行きへの撹乱要因は山積していますが、足元では外需依存から徐々に内需回復の芽が出てきているだけに、現状の堅調レベルの持続、さらには一段の拡大のためには、いまなお水面下で停滞感の目立つ小売業やサービス業などの消費関連業種の本格浮上が待たれるところです。


原文はこちら
https://www.kyotobank.co.jp/news/data/20180307_1647.pdf

16:04 | 金融:銀行
 

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