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2014/12/18

【日本IBM】EquinixとIBM、ハイブリッド・クラウドを強化~ほぼリアルタイムにクラウド・サービスからプライベートかつセキュアな接続を確立できるAPI機能を新たに追加~

| by:ウェブ管理者
Equinix Cloud Exchange経由でIBMクラウドにダイレクト・アクセス
Equinix Cloud ExchangeはAPIを拡張
[米国カリフォルニア州レッドウッド・シティー、ニューヨーク州アーモンク - 2014年12月17日(現地時間)発]

グローバルな相互接続サービスとデータセンターを展開する企業であるEquinix, Inc.(Nasdaq:EQIX)は本日、IBMのSoftLayerにおけるすべてのクラウド・サービスにおいて、ダイレクト・アクセスをEquinix Cloud Exchange経由で提供するという契約を発表しました。このサービスは、アメリカ大陸、ヨーロッパ、アジア太平洋にまたがる世界9つの市場が対象です。またEquinixはCloud Exchangeの機能強化を発表し、ほぼリアルタイムにクラウド・サービスからプライベートかつセキュアな接続を確立できるAPI機能を新たに追加し、Cloud Exchangeに接続するクラウド事業者に対し、オンラインインターフェースから提供することを発表致します。

EquinixとSoftLayerはこれまで、SoftLayerが提供する専用ネットワーク接続のDirect Linkサービスを経由して、EquinixのInternational Business Exchange(IBX)データセンター内で直接クラウド接続をお客様に提供することを目的に提携を結んでいました。この提携を拡張し、Cloud Exchangeによる安全で動的な追加接続を加えることにより、SoftLayerは、実際に稼働しているワークロードを容易にクラウドから移行したり、クラウドへ移行したりできる機能をお客様に提供します。それにより、お客様は自社のハイブリッド・クラウド戦略をより有効に十分に活用できるようになります。

さまざまな調査によると、企業によるクラウドの導入は増えています。エクイニクスが650社以上のIT担当者を対象に2014年10月に行った調査では、そのうち77%は、2015年中にマルチ・クラウド・アーキテクチャーの導入を計画していると回答しています。企業のクラウド導入が増加しているものの、多くの企業の最高情報責任者は、クラウド採用の大きな懸念はセキュリティーとパフォーマンスであると考えています。Equinix Cloud Exchangeは、単一のポートから複数のクラウドとネットワーク・サービスへダイレクト・アクセスを実現することにより、これらの懸念を軽減します。これによりIT担当責任者が求める安全で高いパフォーマンスの環境におけるクラウドへ、迅速で効率よく接続することが可能になります。新しく追加されたAPI機能は、クラウド・サービス・プロバイダーがより広いスケールでCloud Exchangeを効率的に利用することを可能にし、それによりプラットフォームを経由したプロバイダーは自社のクラウド・サービスをさらに容易かつ効率的に提供することができるようになります。

Equinixの最高技術責任者であるイーハブ・タラッツィ(Ihab Tarazi)氏は、次のように述べています。「Equinix Cloud Exchangeは、様々なクラウドサービスへのセキュアで低遅延な接続を提供しており、その対象にIBM SoftLayerが加わることは、我々のお客様にとってもクラウドを最大限に活用できるというメリットをもたらします。エンタープライズ市場への幅広いリーチとネットワーキングの実績のあるSoftLayerは、エクイニクスにとって大きな資産となり、都市や地域をまたぐデータ移行をシームレスに行う事が出来るようになります。SoftLayerのようなクラウドサービスへの直接接続は、企業顧客のハイブリッドクラウド戦略において複数のクラウドの選択肢を広げます。」

SoftLayerのプラットフォームは、お客様がクラウドで構築する必要のあるインフラストラクチャー上の完全なアクセスと制御を提供できるよう設計されています。SoftLayerは、Equinix Cloud Exchange経由でSoftLayerのクラウド・サービスへの接続を提供することにより、追加の選択肢のほか、IBMが構築を約束した40のクラウド・センターを超えて広がるグローバル・ネットワークを提供し、クラウドへの待ち時間の短いセキュアな接続を通じて安心感を提供します。

Equinix Cloud Exchangeは現在、アムステルダム、アトランタ、シカゴ、ダラス、フランクフルト、香港、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、シアトル、シリコンバレー、シンガポール、シドニー、東京、ワシントンD.C.といった世界17の市場で利用可能で、また、大阪、サンパウロ、チューリッヒへ拡張する予定です。SoftLayerクラウド・サービスへの接続は、アムステルダム、シカゴ、ダラス、パリ、シリコンバレー、シンガポール、シドニー、東京、ワシントンD.C.という南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋における9つの市場において、Equinix Cloud Exchangeを経由して利用できます。

IBMのSoftLayerの最高情報責任者であるソニー・ファルカーソン(Sonny Fulkerson)は、次のように述べています。「SoftLayerは長い間、中心的なサービス・オファリングの一環として、企業に先進ネットワーク機能を提供するという約束を守っています。Direct Link製品を拡張して、Equinix Cloud Exchangeのさまざまな機能によるアクセスを含めたことで、企業によるSoftLayerへの接続の柔軟性、パフォーマンス、セキュリティー、信頼性を改善するという目標を進めています。」


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2014/12/1803.html

18:04 | IT:一般
 

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