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2023/05/26

【JPX総研】「JPXプライム150指数」の構成銘柄及び算出要領の公表について

| by:ウェブ管理者
本年3月30日に公表しましたとおり(注1)、JPX総研は、価値創造に着目した新指数「JPXプライム150指数」の開発を進め、7月3日から算出を開始します。この度、下記のとおり構成銘柄及び算出要領が確定しましたのでお知らせします。

価値創造に着目した新指数「JPXプライム150指数」の骨子について
JPXプライム150指数開発のねらい
昨今、日本企業の価値創造の実態について注目が高まっていますが、例えば、東証プライム市場においては将来の価値創造の期待を表すPBR(株価純資産倍率)が1倍を超えている上場企業は約半数に留まっている状況であり、株主資本コストや株価を意識した経営の実現が求められています。

こうした状況を踏まえ、今般、東証プライム市場に上場する時価総額上位銘柄を対象に、財務実績に基づく「資本収益性」と将来情報や非財務情報も織り込まれた「市場評価」という、価値創造を測る二つの観点から選定した銘柄を「価値創造が推定される我が国を代表する企業」と位置付け、これらの銘柄により構成する新たな株価指数「JPXプライム150指数」を開発しました。

なお、上記のうち「資本収益性」については、ROE(株主資本利益率)と株主資本コスト(投資者の期待リターン)の差である「エクイティ・スプレッド」(注2)を、「市場評価」については株価をBPS(1株当たり純資産)で割った「PBR」(注3)を指標としてそれぞれ採用します。

JPX総研は、「JPXプライム150指数」により価値創造が推定される我が国を代表する企業を見える化し、本指数やその構成銘柄が国内外の機関投資家や個人投資家の中長期投資の対象となることを通じて、価値創造経営の浸透、日本株市場の魅力向上に寄与することを目指します。

ROEが投資家の期待リターンである株主資本コストを上回ると、エクイティ・スプレッドはプラスとなり、価値創造が推定されます。
株価が1株当たり純資産であるBPSを上回ると、PBRは1倍を超え、価値創造が推定されます。


原文はこちら
https://www.jpx.co.jp/corporate/news/news-releases/0060/20230526-01.html

15:00 | IT:一般
 

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