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2022/10/13

【SCSK】SCSK、Beyond Identity とアジア初の戦略的パートナーシップを締結~ゼロトラスト時代に向けた先進的なユーザー認証を実現~

| by:ウェブ管理者
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長 最高執行責任者:當麻 隆昭、以下 SCSK)は Beyond Identity Inc.(以下 Beyond Identity 社) と、アジア初の戦略的パートナーシップを締結し、ゼロトラスト認証ソリューション「Beyond Identity」(ビヨンド アイデンティティ)の販売を開始します。
「Beyond Identity」は、ランサムウェアやアカウント乗っ取りなど、急速に拡大するサイバー攻撃を阻止するために設計された、先進的な多要素認証ソリューションです。SCSK は、今回のパートナーシップ締結により、SSO(シングルサインオン)1や IDaaS2などの認証基盤を利用しているユーザーに、より高度な認証ソリューションを提供し、 2026 年度に 10 億円の販売を目指します。

1.背景
セキュリティインシデントの 70%以上3が、盗まれたパスワードや推測されたパスワードを使用してコンピューターにアクセスすることから始まっています。攻撃者がアクセスに成功すると、ランサムウェア攻撃や、データの不正取得等を行います。従来、パスワードの盗難から始まる攻撃を防ぐための方法は、多要素認証(MFA)4を実装することでしたが、攻撃者の手法も巧妙化しており、より強固な認証プロセスが求められています。

2.Beyond Identityの特徴
「Beyond Identity」 は、クラウドベースの認証サービスとクライアント用ソフトウェアの組み合わせで提供します。以下 3 点のアプローチにより、認証されたユーザーとセキュリティポリシーを満たすデバイスのみに重要なシステムやデータへのアクセスを許可します。

① パスワードレス認証によるセキュアな認証
パスワードによる認証を、ユーザーデバイスに内蔵されている生体認証と公開鍵暗号方式に置き換え、より安全な認証を提供します。

② クライアント用ソフトウェアによる端末情報の収集と精査
クライアント用ソフトウェアは、ユーザーデバイスにおけるファイアウォールの有無や暗号化設定、実行されているアプリケーションやファイルの有無、プロセスの存在など、様々なデバイス情報を収集し、認証の条件に
加えることができます。Windows、MacOS、iOS、Android、Linux など、主要なプラットフォームで利用可能です。

③ 他のセキュリティソリューションとの連携
MDM5や EDR6などの端末管理ソリューションと連携することで、それらの情報を活用した、より高度な認証への拡張が可能です。


原文はこちら
https://www.scsk.jp/news/2022/pdf/20221013.pdf

15:00 | IT:一般
 

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