冒頭のウェルカムスピーチ(Startup World Cup Welcome Speech)には、Anis Uzzaman氏(General Partner & CEO, Fenox Venture Capital)より、Fenox Venture Capitalの実績や、世界中からトップクラスの投資家、グローバル企業幹部、業界関係者などが参加する今回の「Startup World Cup」大会の見どころや各地域予選会の様子や審査員・ゲストスピーカーを紹介。なお、決勝大会の優勝企業には1億円の投資が行われるほか、シリコンバレーの著名投資家に対しても自社をアピール絶好の機会となる。なお、この日は、Rachele Brooke Smithさん(MC, Startup World Cup)が華麗なダンスと共に会場を盛り上げた。
各地域予選の様子が紹介された。(インドネシア(INDONESIA)、日本(JAPAN)、南アフリカ(SOUTH AFRICA)、ニューヨーク, USA(US NEW YORK)、インド(INDIA)、オーストラリア(AUSTRALIA)、台湾(TAIWAN)、中国(CHINA)、韓国(SOUTH KOREA)、シリコンバレー, USA(US WEST COAST)、テキサス, USA(US SOUTHWEST)、イギリス(UNITED KINGDOM)、ボストン, USA(US EAST COAST)、チェコ共和国(CZECH REPUBLIC)、ルクセンブルク(LUXEMBOURG))
この日のスペシャルゲストには、Appleの共同創業者のSteve Wozniak氏(Co-Founder of Apple, aka "Woz")を迎え、アニス氏との談話(Fireside Chat)が行われた。コンピューター業界のみならずその技術力や人柄を慕われている同氏の話に、多くの参加者は敬意を込め話に聞き入った。
1社目のDemo(Augmented Reality)は、Ryan Pamplin氏(Vice President, Meta)が登壇。Optical Engine, Direct hand manipulation, SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)など最新のコア技術を駆使した拡張現実の世界を披露した。
講演「The Power of Break」では、Daymond John氏(Star of ABC's Shark Tank, Founder & CEO of FUBU)が登壇。同氏の成長の軌跡と共に数々のスモールビジネスを手掛けてきた経験、失敗、発見、挑戦、成功などのストーリーをユーモア交えて惜しみなく披露した。
そして、いよいよ「Startup World Cup Championship Competition」ピッチ開始へ。業界でも著名なトップVC(以下の7名)が審査員を務めた。
Anis Uzzaman氏(General Partner & CEO, Fenox Venture Capital)によると、今回の「Startup World Cup 2017」では、世界各地から興味・関心を示す声があり、今後、地域予選数を倍増し世界32地域での開催を目指していくという。今後のFenox Venture Capitalの取り組みと、「Startup World Cup」を通じたスタートアップ企業の成長の行方に注目したい。