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2017/03/31

【Fenox Venture Capital】日本代表のユニファが優勝、世界トップクラスのスタートアップ、VC、起業家、テクノロジー企業のCEOが集結、世界13ヶ国16地域での世界最大級のスタートアップコンテスト「Startup World Cup 2017 決勝大会」を開催!

| by:サイト管理者


 2017年3月24日(金)、Fenox Venture Capitalは、San Francisco Marriott Marquisにおいて、世界13ヶ国16地域での世界最大級のスタートアップコンテスト「Startup World Cup 2017 決勝大会」を開催した。



 当日は世界中からトップクラスのスタートアップ、VC、起業家、テクノロジー企業のCEOなど多くの参加者が訪れ、受付後に会場への通路に進むと優勝トロフィーが迎える。記念撮影する姿も広がる。




 冒頭のウェルカムスピーチ(Startup World Cup Welcome Speech)には、Anis Uzzaman氏(General Partner & CEO, Fenox Venture Capital)より、Fenox Venture Capitalの実績や、世界中からトップクラスの投資家、グローバル企業幹部、業界関係者などが参加する今回の「Startup World Cup」大会の見どころや各地域予選会の様子や審査員・ゲストスピーカーを紹介。なお、決勝大会の優勝企業には1億円の投資が行われるほか、シリコンバレーの著名投資家に対しても自社をアピール絶好の機会となる。なお、この日は、Rachele Brooke Smithさん(MC, Startup World Cup)が華麗なダンスと共に会場を盛り上げた。



 各地域予選の様子が紹介された。(インドネシア(INDONESIA)、日本(JAPAN)、南アフリカ(SOUTH AFRICA)、ニューヨーク, USA(US NEW YORK)、インド(INDIA)、オーストラリア(AUSTRALIA)、台湾(TAIWAN)、中国(CHINA)、韓国(SOUTH KOREA)、シリコンバレー, USA(US WEST COAST)、テキサス, USA(US SOUTHWEST)、イギリス(UNITED KINGDOM)、ボストン, USA(US EAST COAST)、チェコ共和国(CZECH REPUBLIC)、ルクセンブルク(LUXEMBOURG))



 この日のスペシャルゲストには、Appleの共同創業者のSteve Wozniak氏(Co-Founder of Apple, aka "Woz")を迎え、アニス氏との談話(Fireside Chat)が行われた。コンピューター業界のみならずその技術力や人柄を慕われている同氏の話に、多くの参加者は敬意を込め話に聞き入った。


 1社目のDemo(Augmented Reality)は、Ryan Pamplin氏(Vice President, Meta)が登壇。Optical Engine, Direct hand manipulation, SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)など最新のコア技術を駆使した拡張現実の世界を披露した。

 2社目のDemo(Agricultural IoT)は、Jason Aramburu氏(CEO, Edyn)が登壇。土壌や大気の状態データを収集しスマートフォンアプリで確認、自動的に水分供給するなど最新のガーデニングセンサーの活用について紹介した。



 ランチブレイク(Lunch Break)では、ランチボックスと飲み物と共に、来場者同士で懇親を深める姿が広がった。



 談話/パネルディスカッション(Fireside Chat/Panel Discussion)では、David Cohen氏(Founder & Partner, Techstars)、Edith Yeung氏(General Partner, 500 Startups)、Brent Traidman氏(Partner, Fenox Venture Capital)を迎え、Leah Hunter氏(Tech Journalist, Forbes & Fast Company)がインタビュアーを務め、スタートアップと大企業の結び付き方についてそれぞれの私見が披露された。



 講演「Top Ten Mistakes of Entrepreneurs」では、Guy Kawasaki氏(Chief Evangelist of Canva, Garage Technology Ventures)が登壇。自身の紹介に続き、起業家によくあるミステイクとソリューションについて私見を披露した。講演後には、Bill Reichert氏(Managing Director, Garage Technology Ventures)が加わり、会場との質疑応答が行われた。



 3社目のDemo(Wireless Charging)は、Hatem Zeine氏(Founder & CTO, Ossia)が登壇。スマートフォンやリモコンなど、日常で使っている全てのデバイスをワイヤレスで充電できる世界を創り出す取り組みについて解説した。

 4社目のDemo(Voice UI)は、Tim Tuttle氏(CEO & Founder, MindMeld)が登壇。Deep-Domain Conversational AI Platformによるチャットなど次世代の会話型インターフェイスの活用事例や今後の展開について披露した。



 続いて、Alexis Ohanian氏(Co-Founder of Reddit, GP at Initialized Capital)、Garry Tan氏(Managing Partner, Initialized Capital)との談話(Fireside Chat)では、Vivek Ladsariya氏(Head of Investments, Fenox Venture Capital)がインタビュアーを務め、資金調達や人材獲得などスタートアップ支援について私見を披露した。




 講演「The Power of Break」では、Daymond John氏(Star of ABC's Shark Tank, Founder & CEO of FUBU)が登壇。同氏の成長の軌跡と共に数々のスモールビジネスを手掛けてきた経験、失敗、発見、挑戦、成功などのストーリーをユーモア交えて惜しみなく披露した。



 そして、いよいよ「Startup World Cup Championship Competition」ピッチ開始へ。業界でも著名なトップVC(以下の7名)が審査員を務めた。

 Tim Draper氏(Founder & Partner, DFJ Draper Associates
 Lisa Suennen氏(Managing Director, GE Ventures
 David Cohen氏(Founder & Partner, Techstars
 Kevin Hale氏(Partner, Y Combinator
 Eric Feng氏(General Partner, Klelner Perkins Caufield & Byers
 Alireza Masrour氏(Managing Partner, Plug and Play
 Edith Yeung氏(General Partner, 500 Startups



 各予選地域における政府関係者をはじめとする応援者も参加、日本代表の応援は、堀江 貴文(Takafumi Horie)氏(Founder of SNS Media & Consulting)が登壇した。



 1社目は、Crysp(インド:INDIA)- Smart Authentication platform and APIs, businesses move beyond passwords

 2社目は、SnappyScreen(ニューヨーク, USA:US NEW YORK)- Touchless sunscreen application system



 3社目は、Open Bionics(イギリス:UNITED KINGDOM)- 3D printed the next generation of bionic hands for amputees

 4社目は、Light & Data Technology(中国:CHINA)- Analyzer infraed light to measure the composition of food



 5社目は、Delvv. io(南アフリカ:SOUTH AFRICA)- Platform creative professional feedback by research and technology

 6社目は、Entropix(シリコンバレー, USA:US WEST COAST)- AI based video solution 9x increase in effective pixel density



 7社目は、ユニファ(日本:JAPAN)- "Family Media" to create communication and e-commerce related parent and kids

 8社目は、ShipVio(チェコ共和国:CZECH REPUBLIC)- Saves up logistic expenses using the spare capacity of vehicles



 9社目は、Fitly(SmartPlate)(ボストン, USA:US EAST COAST)- Intelligent Nutrition Platform, photo recognition and AI

 10社目は、Ahlijasa(インドネシア:INDONESIA)- Simplify the process, standardize of personal & household services



 11社目は、Uprise(オーストラリア:AUSTRALIA)- Engaging/measurable digital mental fitness program by phone coaching

 12社目は、Jarvish(台湾:TAIWAN)- Intelligent helmets using augmented reality for both the cusumer and industrial field



 13社目は、Epsilon(Digitsole)(ルクセンブルク:LUXEMBOURG)- Integrate electronics and energy into footwear functions

 14社目は、LiveCare(韓国:SOUTH KOREA)- Monitoring the change of the body temperature and pH of Cow by IoT



 15社目は、3DPrinterOS(テキサス, USA:US SOUTHWEST)- Manage the entire 3D printing process from a single platform


 続いて、ピッチの審査中には、今回、トップスポンサーを務めたWistron社、Orrick社の紹介が行われた。





 全てのピッチが終わり、表彰式(Awards Ceremony)へ。日本代表のユニファが優勝、その他に以下の企業が受賞した。

 優勝: ユニファ(日本(JAPAN)代表)
 準優勝: Open Bionics(イギリス(UNITED KINGDOM)代表)
 第3位受賞: Ahlijasa(インドネシア(INDONESIA)代表)



 Fenox Venture Capitalは、米国シリコンバレーに本社を構え、これまでに世界で90社以上のスタートアップに投資を実施。主にIT、ヘルスIT、人工知能(AI)、IoT、ロボット、ビッグデータ、仮想現実(VR)/拡張現実(AR)、フィンテック、次世代ITテクノロジー分野を中心に投資。日本では、メタップス、DLE、テラモーターズ、エボラブルアジア、FiNC、ZUU、マネーフォーワード等への投資を行い、投資先企業の米国進出や東南アジア展開の支援等を行っているという。

 Anis Uzzaman氏(General Partner & CEO, Fenox Venture Capital)によると、今回の「Startup World Cup 2017」では、世界各地から興味・関心を示す声があり、今後、地域予選数を倍増し世界32地域での開催を目指していくという。今後のFenox Venture Capitalの取り組みと、「Startup World Cup」を通じたスタートアップ企業の成長の行方に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )





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