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2016/11/16

【トレイダーズ証券】為替取引に関するビッグデータ解析に基づいた人工知能(AI)技術を導入したトレイダーズAIの開発及びマーケティング施策の実施に向けた取り組み開始について

| by:ウェブ管理者
当社グループの主軸事業である外国為替取引事業等を営むトレイダーズ証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:金丸勲、以下「トレイダーズ証券」)は、このたび、外部専門研究機関と共同研究に基づいて得られた外国為替取引に関する各種ビッグデータによる分析手法のノウハウ等を、各種業務改善やマーケティングの強化につなげるとともに、収益性の向上を企図した、人工知能(AI)技術をベースとしたディーリング手法の構築とカバーディーリング業務を自動で行うトレイダーズAIの開発に向けた取り組みを開始しましたので、お知らせいたします。

トレイダーズ証券は、これまで国立研究開発法人 産業技術総合研究所(所在地:茨城県つくば市、理事長:中鉢良治、以下「産総研」)と、ヒトの為替取引についての認知行動モデリングに関する共同研究を積み重ねてまいりました。

トレイダーズ証券においてこれまで蓄積してきた外国為替取引に関する顧客属性や約定属性等の各種ビッグデータをベースに、機械学習等のデータ解析技術を用いて統計的に解析することにより、顧客の取引(ヒトの認知行動)モデルとして定式化していくことで、今後の店頭デリバティブ取引事業の業務改善ならびにマーケティングの最適化につなげ、さらなる営業基盤の拡充を図ってまいります。

産総研の参加研究員とトレイダーズ証券のビッグデータを解析する専門チームとの共同研究に際しては、様々な認知行動モデルの作成とその検証を行ってまいりましたが、これらの各プロセスを通じて、トレイダーズ証券においても、ビッグデータの収集・加工・分析に関する知見・ノウハウの蓄積が可能となりました。

トレイダーズAIは時間を経るに従って学習を積み重ね、ヒトの経験を凌駕するプロフェッショナルとして、さまざまな環境に適合し成長を続け、適切なコントロールを可能とすることで、データに基づく改善策を迅速かつ実証的に導入すること等を通じて、ディーリング収益性の向上を図ってまいります。過去の運用実績を上回るディーリング収益を確保するための実運用モデル構築と、当該カバーディーリングを自動的に行うトレイダーズAIの開発・確立を目指して、具体的な開発ロードマップを策定の上、現在、大規模データ分析手法のプログラミング化やシステム化に向けた取り組みに着手しております。

トレイダーズ証券は、今後、トレイダーズAIにより得られた知見・ノウハウを活用したディーリング収益の改善や、ビッグデータの解析によるマーケティング施策効果の最大化などを進めていくことで、業界での競争優位性を確保すると共に業務プロセスの効率化を実現し、外国為替取引事業の事業基盤の強化に向けて取り組んでまいります。


原文はこちら
http://cdplus.jp/company/download/259071/97120.pdf

19:05 | 金融:証券
 

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