金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2021/04/05

【三井住友信託銀行】テクノロジーに特化したインパクト投資ファンドのインパクト評価に対するアドバイザリー業務について

| by:ウェブ管理者
 三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:大山 一也、以下「当社」)は、リアルテックホールディングス株式会社(代表:丸幸弘、永田暁彦、以下「リアルテック社」)が、合同会社リアルテックジャパンを通じて運営するインパクト投資ファンド(正式名称:リアルテックファンド 3 号投資事業有限責任組合、以下「本ファンド」)のインパクト評価(※1)に対するアドバイザリー業務を受託しました。

 リアルテック社は、地球と人類の課題解決に対して最先端の科学技術や研究開発を基礎とするテクノロジー(以下「ディープテック」)(※2)を有するスタートアップへの投資・育成を率先して行ってきました。欧米を中心に、ディープテック・スタートアップへの資金供給が活況ですが、日本においては、大学や研究機関に蓄積された研究開発の「タネ」をいかにスタートアップや企業の新規事業として開花させるかが課題とされています。
 こうした状況下、リアルテック社は、ディープテック・スタートアップの企業価値を適正に評価し、それらの社会実装の促進を目的とした本ファンドを設定し投資家を募集していましたが、今般、目指す成果をより明確な形で可視化するため、ディープテック・スタートアップに投資するファンドとして国内で初めてインパクト評価の導入を決定し、当社は、本ファンドとインパクト評価に関するアドバイザリー業務を締結いたしました。

 当社では、社会の大きな課題の解決に資する革新的なテクノロジーの社会実装を金融面から支援するための Technology-based Finance(※3)という考えを掲げており、当社と同じビジョンを共有する本ファンドと共にディープテック領域に則したインパクトの可視化や社会実装の実現に向けた取り組みを進めて参ります。
 また、当社は国連環境計画・金融イニシアティブ(以下「UNEP FI」)(※4)のポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下、PIF)(※5)原則に準拠して、持続可能な開発目標(SDGs)実現に向けた企業の取り組みを評価・支援してまいりました。本ファンドのインパクト評価に関しても、PIF 原則あるいは国際金融公社(以下「IFC」)(※6)のインパクト投資運用原則(※7)にも準拠するよう準備を進めます。

 今後ともインパクト評価等のサステナビリティに関するソリューションの提供により、SDGs の目標達成に資するお客さまの事業活動を支援するとともに、お客さまの中長期的な企業価値の向上に貢献することを引き続き目指してまいります。


原文はこちら
https://www.smtb.jp/corporate/release/pdf/210405-2.pdf

15:06 | 金融:銀行
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.