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2020/05/27

【Tech Fun】緊急事態宣言解除後でも、社員の90%以上が「在宅勤務と職場勤務の併用」を希望。約2ヶ月間の一斉在宅勤務を経てアンケートを実施~IT企業では在宅勤務活用がスタンダードとなる中、意外な課題も顕在化

| by:ウェブ管理者
この度、Tech Fun株式会社(東京都台東区、代表取締役兼CEO 笠井達也、以下「Tech Fun」)は、全社員(※1)に対して在宅勤務に関連するアンケート調査(※2)を実施いたしました。以下、その結果となります。
(※1)男性:54名/女性:17名/平均年齢:32.9歳
(※2)アンケート調査実施日:2020年5月15日

1. 直近2ヶ月間のオフィスへの出勤状況
Tech Funでは2020年4月8日より、止むを得ない場合を除く全社一斉の在宅勤務指示を出していたため、80%を超える社員が完全在宅勤務に切り替えることができています。また、職場に通勤し続け、在宅勤務を利用できていない社員は1人もいませんでした。

2. 在宅勤務を行う上で気になること
コミュニケーションの重要性が改めて浮き彫りになりました。在宅勤務の場合は、文字情報またはビデオ会議でのコミュニケーションがメインとなり、対面でのコミュニケーションと比較して気を遣う必要があるようです。また、自宅に働く環境が整っていないケースもあり、個々に工夫したり、環境整備のためのコストをかけたりしたようです。Tech Funではこれらを補填するため、在宅勤務手当として1日あたり500円を支給しています。

3. 緊急事態宣言解除後の希望の働き方
予想していた通り、在宅勤務の活用を希望する社員は96.8%となりました。一方、在宅勤務と職場勤務を併用を希望する社員は90.2%となっており、出勤頻度の差こそあれ、職場勤務の必要性も感じていることが明らかになりました。

4. 在宅勤務により利用頻度が増えたツール
Tech FunではZoomは社内/社外を問わず、かなり以前からビデオ会議におけるマストツールとして使ってきましたが、一斉在宅勤務以降、Zoomを使用する社員が増加し、使用頻度も高まったため、有料アカウントを活用することになりました。Discordは単に音声チャットツールとしてのみならず、バーチャルオフィスに見立てた使い方をしています。具体的には、実際のTech Funのオフィス内にある各ルームに見立てたサーバーをDiscord上に立て、そこに各人のバーチャルデスクを設置して、在席かどうかが一目でわかるようにし、話をしたい時はその相手のデスクに行き、1クリックで会話をスタートする、といった使用方法です。これにより、オンラインコミュニケーションツールの利用障壁を大きく下げることができ、職場勤務時と変わらないコミュニケーションを取れるようになっています。

5. 在宅勤務になり良くなったと感じる点(一部抜粋)
ダントツで最も多かった回答が、「通勤(時間)がない」でした。このメリットだけでも在宅勤務を推進する理由になりそうです。こちらに派生した回答としては、「睡眠時間や休憩時間が十分に確保できるようになった」です。これは通勤時間を睡眠や休憩時間に充てられることによる恩恵のようです。
また、家事などをしながら勤務できるメリットも高いということから、フレックスタイム制度と在宅勤務制度は相性が良いこともわかりました。
・通勤がなくなり、時間を有効活用できる(同様の回答多数)
・睡眠時間や休息時間が十分に確保できるようになった(同様の回答多数)
・自分の作業に集中できる
・好きな音楽を流しながら仕事できる
・マスクを付けなくて済む
・ストレスが減った(通勤や人間関係)
・合間に洗濯や布団干しなどの家事ができる
・在宅勤務手当がありがたい

6. 在宅勤務になり悪くなったと感じている点(一部抜粋)
在宅勤務には多くのメリットを感じている反面、様々な課題も浮き彫りになりました。
特に、自宅レイアウトや家族構成などで在宅勤務環境が整っていない場合は、直ちに根本解決を図ることが容易ではないため、さらなる工夫が必要そうです。
・セキュリティの制限により在宅からではできない作業がある
・相手の表情から心情を察することができない
・仕事とプライベートの切り替えが難しい
・子供が自宅にいる場合に若干効率が落ちる
・運動不足
・日々が面白くない
・帰属意識の低下
・生活リズムの乱れや運動量の低下
・相手の顔が見えないことによる不安の増加
・腰がつらい(自宅に在宅勤務に適した空間がないため)
・部屋にいる時間が長いため、閉塞感を感じる
・太陽光を浴びる機会が減ってしまい健康に悪影響が出ないか不安

■ まとめ
大多数の社員が在宅勤務に対して肯定的であり、Tech Funにとって在宅勤務制度は必要不可欠なものであることを、改めて認識することができました。ただ、巷でオフィス不要論や縮小論が沸き起こる中、頻度の差こそあれ、オフィスで働きたいという意見も根強くあるため、今後のオフィスの在り方を考えていく必要がありそうです。

一方、在宅勤務環境の整備など、喫緊の課題も少なからずあることも浮き彫りになりました。一つひとつ丁寧に解決を図っていき、在宅勤務制度に反映させていく予定です。

Tech Funでは、今後も社員にとってより働きやすい環境を整えるため、在宅勤務制度改革を推進しつつ、在宅勤務の併用を前提としたオフィス設計の見直しを実施していきます。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000030105.html

16:02 | IT:一般
 

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