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2017/10/02

【エクイニクス・ジャパン】企業間データ交換はプライベート接続へシフトする傾向~2020年までにインターネットの2倍の速度で成長し、データ量は6倍に

| by:ウェブ管理者
グローバル・インターコネクション・インデックス調査により、 企業間相互接続が世界のデジタルエコノミー経済を支える 重要基盤となることが明らかに 日本を含むアジア・パシフィックでのインターコネクション帯域総量は 2020年までに4倍の1,120Tbpsに

東京 ― エクイニクスは新しい市場調査、グローバル・インターコネクション・インデックス(Global Interconnection Index)を6月に発表し、2017年10月2日(月)から日本語版の提供を開始しました。グローバル・インターコネクション・インデックスは世界の数千のキャリアニュートラルなコロケーションデータセンター事業者とそのビジネスエコシステムへの参加者を分析するものです。今回の調査結果は、2020年までに企業間インターコネクション(相互接続)によるデータ交換量はパブリックインターネットと比較して約2倍の速度で成長し、データ量でパブリックIPトラフィックの6倍になると予測しています。

企業ビジネスモデルのデジタル化や分散型が進み、数多くの顧客、パートナー企業、サービスプロバイダーとのリアルタイム取引が不可欠となった今日、グローバル・インターコネクション・インデックスは企業IT戦略を策定するうえで有用な知見を提供します。このインデックスは、グローバルなインターコネクション帯域の成長を年次で追跡、測定、予測する基盤であり、デジタルトランスフォーメーションが進行する中で企業がその顧客、パートナー、サプライチェーンと接続する新しい方法をいかに見出しているかを示唆します。インターコネクション帯域は、分散されたIT交換点において多様な接続先やプロバイダーと直接かつプライベートな接続によって交換されるデータトラフィック総量で定義されます。

「モバイル、ソーシャル、クラウド、データ量の急激な増加などの大きな技術トレンドは、産業革命と同様の規模で、創造に向けた破壊であるディスラプションを起こしています」とエクイニクスのチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)のSara Baackは述べています。「このような状況下で、顧客やパートナー企業のネットワーク接続が物理的に集中するエコシステム内にITインフラを配置し、インターコネクション(相互接続)戦略のもとでビジネスを成功させている企業が増えています。インターコネクションは、大規模なマルチクラウドの活用、ネットワーク遅延やパフォーマンス問題の改善、総合的なIT運用管理、セキュリティリスクの軽減を可能とし、グローバル規模でデジタルトランスフォーメーションを加速させています。」

今回の調査結果では、インターコネクション帯域は全世界で2020年まで年平均成長率(CAGR)45%の成長を続け、全帯域量は5,000Tbpsに達し、パブリックIP接続によるトラフィックの成長率(24%)とトラフィック量(855Tbps)を超えると予測しています(*1)。また、インターネットコネクション帯域は従来の企業間接続モデルであるMPLS(Multi Protocol Label Switching)と比較して10倍の速さで成長すると予測しています(*2)。


原文はこちら
https://www.atpress.ne.jp/news/139424

18:11 | IT:一般
 

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