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2014/01/20

【日本IBM】IBM、グローバル・クラウドの拡充に12億ドルを投資

| by:ウェブ管理者
IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長、社長兼CEO:バージニア・M・ロメッティ、NYSE:IBM)は本日(現地時間)、グローバル・クラウドを大幅に拡充するため、12億ドル以上を投資する計画を発表しました。投資内容には、お客様が柔軟に透明性をもってデータの管理、事業の遂行、IT運用などをクラウド上で展開できるよう設計されたデータセンターのネットワークがあります。

今年、IBMは、北米、南米、欧州、アジア、オーストラリアなど、世界15カ国40カ所のデータセンターから、クラウド・サービスを提供することを計画しています。既存のSoftLayerの13カ所のグローバルなデータセンターとIBMの12カ所のデータセンターに加えて、15カ所の新たなデータセンターを開設します。開設予定の新たなデータセンターは、中国、ワシントンDC、香港、ロンドン、日本、インド、カナダ、メキシコシティー、ダラスなどです。今回の発表により、IBMは、欧州、中南米、アジア、北米など、すべての主要地域で4カ所以上のデータセンターを持つ計画で、2015年には中近東とアフリカに拡大する予定です。

一部の調査によると、グローバル・クラウド市場は、2020年までに2,000億ドルに達するとみられています[1]。この成長は主に、製品の販売や開発、サプライチェーンの管理、ビジネス・スタイルの変革を行うためにクラウド・サービスを展開する企業や政府機関によるものです。

IBMグローバル・テクノロジー・サービスのシニア・バイス・プレジデントであるエリック・クレメンティ(Erich Clementi)は、次のように語っています。「高成長を示している分野にIBMは引き続き投資していきます。昨年、IBMは、20億ドルでSoftLayerを買収するという大きな投資を行い、これまで提供してきた高い価値のクラウド・ポートフォリオに新たなラインアップを加えました。本日の発表は、IBMのクラウド・プラットフォームを世界規模で拡大し、お客様が変革を推進するのをお手伝いするための、さらなる大きな一歩です。」

クラウドの新たな投資により、お客様はお客様のデータをグローバルに保持したり管理できるようになります。IBM SoftLayerは、ビジネス・ニーズに最適なクラウド環境や拠点を選択できるようにし、データのセキュリティーや配置の管理について、分かりやすく透明性を提供します。

IBM SoftLayerはグローバルに渡るSoftLayerネットワークにおいて、高いパフォーマンスのサービスを提供します。地域のデータセンターとグローバル・ネットワークを接続することにより、お客様は希望する場所の希望する時期にデータを置き、必要に応じて統合したり集められるようになります。これにより、最適な業務のパフォーマンスや応答速度を実現できるようになります。SoftLayerの独自のネットワーク・アーキテクチャーは、一般のコントロールができないパブリック・ネットワークやインターネットを利用するのではなく、プライベート・ネットワークを利用しているため、グローバルのパフォーマンスを最大限に利用できます。


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2014/01/2001.html

18:01 | IT:一般
 

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