(2011/09/28)
「みずほユーリカヘッジインデックス」のリリースについて
http://www.mizuhocbk.co.jp/company/release/pdf/20110928.pdf
みずほコーポレート銀行(頭取:佐藤 康博)の子会社でヘッジファンド調査・情報提供を手掛けるEurekahedge Pte, LTD. (ユーリカヘッジ)は、10月より、ヘッジファンドのインデックス「みずほユーリカヘッジインデックス」のリリースを開始します。「みずほ」と「ユーリカヘッジ」のブランドを活用し、アジア発のヘッジファンドインデックスが、より一層浸透し、新しい投資領域として認知されていくことを目指します。
ユーリカヘッジは、2001年に設立されたヘッジファンドをはじめプライベート・エクイティー等も含めたデータベース事業を展開する調査・情報提供会社であり、本年3月、当行が、ユーリカヘッジ株式の95%を創業者グループから買い取り、子会社化しました。ユーリカヘッジは、データベースの登録ファンド数が2万本を超える業界のリーディングカンパニーの一つであり、特にアジアのヘッジファンドのカバレッジに強みを有しています。
「みずほユーリカヘッジインデックス」は、マーケットの実態を適切に反映させるため、時価加重平均(現行インデックスは単純平均)を採用すると共に、ヘッジファンド特有のバイアスを排除すべくインデックスへの組入基準を設定するなど、年金基金や金融法人等の投資家ニーズをより反映した、高度化されたインデックスとして、現行のユーリカヘッジファンドインデックスに加え、毎月、追加的に公表していくものです。
更に、今後成長が見込まれるアジアを幅広くカバーした「Asia Pacific ex Japan」といった投資対象地域ごとのインデックスや、「Long/Short Equities」等ヘッジファンド戦略ごとのサブインデックス、運用資産残高上位インデックス(TOP300)等の情報を提供します。また、主要通貨(米ドル・円・ユーロ)に対し、為替をフルヘッジしたインデックスもあわせて提供するなど、投資家のニーズにきめ細かく対応しています。
ヘッジファンドビジネスは、運用資産残高も回復基調にあり、引き続き成長が期待されています。また、個別のファンドに加えて、インデックスへの投資ニーズも高まりを見せる中、本インデックスはグローバルにご活用頂けるものと考えています。
<みずほ>では、当行の米国運用子会社「みずほオルタナティブインベストメンツ(MAI)」やヘッジファンド等のオルタナティブ(代替)商品の選定・提供を行なう当行子会社「みずほグローバルオルタナティブインベストメンツ(MGAI)」を始め、グループ内の運用会社・証券会社等とのビジネスシナジーを高め、これまで以上に投資家のニーズに合った最適な商品・サービスを提供し、市場の拡大に努めていきます。