SAP SE(NYSE: SAP)とIBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長、社長兼CEO:バージニア・M・ロメ ッティ、NYSE:IBM)は本日(現地時間)、SAPがビジネスクリティカル・アプリケーションのクラウド・インフラストラクチャー・サービスの戦略的重要プロバイダーとして、IBMを選出したことを発表しました。これに より、顧客の中核事業のクラウドにおける運営能力の向上を図ります。今後、SAP HANA Enterprise Cloudは 、拡張性に優れ、オープンでセキュアなIBMクラウド・データセンターから利用できるようになります。IBMクラウド・データセンターとの連携により、SAP HANA Enterprise Cloudはより大きな市場をターゲットにするこ とができ、また、顧客の方も、SAPソフトウェアをIBMの実績のあるクラウド機能に裏付けされた高速かつセキ ュアな環境で世界中に展開できる、というメリットが期待できます。
SAPのCEO、Bill McDermott氏は次のように述べています。「私たちはIT業界でも最も長期的かつ有意義なパー トナーシップの今回の拡大には、大いに期待しています。SAP HANAおよびSAP HANAを基盤とするSAP Business Suiteのクラウド展開に対する需要は著しく、今回の世界規模のIBMとの合意は、クラウド・コラボレーション の新たな時代の幕開けになるでしょう。また、お客様にとっても、今回の提携そしてSAP HANA Enterprise Cloudのサービス拡大が大きなメリットになると期待しています。」