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2014/10/15

【日本IBM】SAPとIBM、エンタープライズ・クラウドの導入を加速するパートナーシップを提携

| by:ウェブ管理者
SAPとIBM、エンタープライズ・クラウドの導入を加速するパートナーシップを提携

[米国ニューヨーク州アーモンク、ドイツ ヴァルドルフ - 2014年10月14日(現地時間)発]

SAP SE(NYSE: SAP)とIBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長、社長兼CEO:バージニア・M・ロメ ッティ、NYSE:IBM)は本日(現地時間)、SAPがビジネスクリティカル・アプリケーションのクラウド・インフラストラクチャー・サービスの戦略的重要プロバイダーとして、IBMを選出したことを発表しました。これに より、顧客の中核事業のクラウドにおける運営能力の向上を図ります。今後、SAP HANA Enterprise Cloudは 、拡張性に優れ、オープンでセキュアなIBMクラウド・データセンターから利用できるようになります。IBMクラウド・データセンターとの連携により、SAP HANA Enterprise Cloudはより大きな市場をターゲットにするこ とができ、また、顧客の方も、SAPソフトウェアをIBMの実績のあるクラウド機能に裏付けされた高速かつセキ ュアな環境で世界中に展開できる、というメリットが期待できます。

SAPのCEO、Bill McDermott氏は次のように述べています。「私たちはIT業界でも最も長期的かつ有意義なパー トナーシップの今回の拡大には、大いに期待しています。SAP HANAおよびSAP HANAを基盤とするSAP Business Suiteのクラウド展開に対する需要は著しく、今回の世界規模のIBMとの合意は、クラウド・コラボレーション の新たな時代の幕開けになるでしょう。また、お客様にとっても、今回の提携そしてSAP HANA Enterprise Cloudのサービス拡大が大きなメリットになると期待しています。」

また、IBMの会長および社長兼CEO、ジニー・ロメッティは、次のように述べています。「今回の発表は、エン タープライズ・クラウドの展開における重要な節目となります。ビジネスにイノベーションをもたらすIBMとSAPの長い歴史の上に、IBMは最も優れたグローバル・クラウド・プラットフォームとしての地位を新たに築き ます。当社のセキュアでオープンなハイブリッド型エンタープライズ・クラウド・プラットフォームにより、ビッグデータやモバイル、ソーシャルによって形成される時代にあっても、SAPのお客様は新たな働き方に対応 できると期待しています」

IBMとSAPは、協力体制のもと、各社の持つ専門技術やソリューション、クラウド・インフラストラクチャーを 基盤として、SAPのビジネス・ソリューションをIBMクラウド環境で提供します。SAP Business Suiteなどのミ ッション・クリティカルなビジネス・アプリケーションがクラウド環境で実行できるようになることで、SAPは SAP HANAのインメモリ・コンピューティング機能により、リアルタイムのパワーを引き出すことができます。 IBMは、企業向けの事業における経験とIBM Cloud Managed Services(CMS)とSoftLayerのオープン・アーキ テクチャーをベースに、お客様のSAPワークロードのセキュアな管理を実現します。データの保管場所を、試用 段階から運用段階まで、一貫したインフラストラクチャー上で透過的に管理します。また、お客様は、IBMと SAP、二社によるテクノロジーとサービスを利用できるため、業界固有のベスト・プラクティスに基づき組織の 変革を実現できます。業界で最も信頼の厚い二社の連携は、SAPとIBMのあらゆる規模のお客様にとってメリッ トがあるはずです。

あらゆる規模のエンタープライズで期待できる主なメリット:

・お客様は、IBMクラウドの世界各国の拠点でSAP HANA Enterprise Cloudを利用できます。SAP HANAと ビジネス・アプリケーションで使用するデータは、スピード、透過性、データ・レジデンシーを実現したIBMクラウドに保管できます。

・SAP HANAは オープンスタンダード・ベースのアプローチを提供するIBMクラウドで動作するため、既存 のテクノロジー資産と新しいワークロードの統合が容易な基盤を構築できます。

・IBMとSAPは、クラウドにおけるエンタープライズのお客様のセキュリティーに注力しています。IBMクラウドではお客様による管理が可能であるため、自社で培ったセキュリティー・ベスト・プラクティスをクラ ウド環境に取り入れ、拡張することができます。

・企業は、新たなリーチとスケーラビリティーにより、ローカルにおいてでまずは小規模で開始し、ク ラウド機能を利用することにより後日グローバルで大規模に拡大していく、といったアプローチを取ることが できます。また、データ・レジデンシーやその他の規制に関する要件にも準拠できます。

詳細については、SAP News Centerをご覧ください。また、Twitterでsapnewsをフォローしていただくと、SAP の最新情報をご覧になれます。

SAP News Center http://www.news-sap.com/

Twitter http://www.twitter.com/sapnews/


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2014/10/1501.html

17:02 | IT:一般
 

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