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2017/03/08

【日本証券業協会】将来のお金のことを若い今だから考えよう!大学生のための「パーソナルファイナンスセミナー」を秋葉原UDXで開催!

| by:ウェブ管理者


 2017年2月27日(月)、日本証券業協会は社会人入りを控えた大学生を主な対象に、金融や資産運用の基本について学び、金融リテラシーを有した自立した社会人を養成することを目的に「大学生のためのパーソナルファイナンスセミナー」を東京・秋葉原UDXで開催した。



 会場は若者や観光客などの買い物客で賑わう秋葉原にあるUDX・ギャラリーネクストで、開会時間が迫るにつれ多くの学生たちが会場を訪れ始める。男女の比率はおよそ半々といった印象だ。



定員を大幅に上回る学生からの申し込みにより、会場は満席に!

 ご覧の通り、開会直後の講演会場は、経済・金融、資産運用の基本を学ぼうとする学生達で満席となり、いずれの参加者も真剣な眼差しで講師やスクリーンを見つめて熱心に受講。一般のセミナーで時々みかける、途中から居眠りをしているような参加者は一人も見かけることはなかった。米国などと比べて総じて我が国は金融リテラシーが低いと言われるなか、
会場にいる限りにおいては、ライフプランの必要性や資産形成の重要性を認識している学生も決して少なくはないことが肌で感じられる。



【第1部】ファイナンシャル・プランナー / 金融・証券インスタクター 岡田 由美子氏「誰も教えてくれなかった大学生とお金の話」

  第1部で岡田氏は、「ライフプランニング(人生設計)の重要性」、「お金にまじめに働いてもらうための基礎知識」、「税金の優遇を受けながらお金を増やすコツ」といった3つのテーマについての講演を行った。「博士君」という、要点を解説してくれるキャラクターを随所に登場させながら、テーマに沿って体系立てた人生設計の重要性、資産運用の基礎知識、資産形成のための最適な金融商品やコツなどを、初心者にも分かり易く解説した。



【第2部】日本取引所グループ(JPX)金融リテラシーサポート部 課長 森元 憲介氏「大学生のための会社の見方・調べ方~業界・会社研究のための基礎知識」

 続いての第2部で森元氏は、「上場会社に関する基礎知識」、「情報の集め方」、「会社の状態のつかみ方」、「業界研究のポイント」、「その他の着眼点」といった投資商品を選定する際の実践的なテーマについて講演。

 情報収集の最初のステップとして、ウェブサイトの「会社HP」、「東証HP」、「日経HP」、書籍の「会社四季報」、「業界地図」などをあげ、決算書や財務諸表、および業界研究のポイントなどについて、要点を解説した。




【講演後】講師への質問を希望する学生も

 閉会後や休憩時間には、順番を待って講師に質問しようとする学生の姿も見かけられるなど、「パーソナルファイナンスセミナー」は盛況裡に終了した。

 資産形成の必要性が注目される昨今、「貯蓄から資産形成へ」の流れを後押しする「積立型NISA」が2018年1月からスタートすることで、利用者は毎年40万円までの投資から得られる売却益などを20年間非課税にできるほか、自分の運用方針に沿って商品を選択し配分を決める個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)の登場などで、手元に投資資金がなくてもスタートできる「資産形成」サービスの選択肢も着実に広がりつつある。資産形成を意識した金融サービスの登場と、ますますの啓蒙活動の相乗効果が、若い世代のライフプランニングに対する意識を徐々にでも変えていくことに期待したい。

◎ご参考【日本証券業協会】投資を学びたい方へ


(取材、撮影、記事、編集・制作: 柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )



16:03 | 写真:投資家向け




 

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