IBM(NYSE: IBM)は本日、OpenStackを基盤としたマネージド・クラウド・プロバイダー、Blue Box Group, Inc.を買収したことを発表しました。Blue Boxは米国シアトルに本社を置く非公開企業で、OpenStackを基盤としたシンプルな「Private Cloud As a Service」プラットフォームを企業に提供しています。お客様は、ハイブリッド・クラウド環境間で、より簡単にワークロードを展開していただけるようになります。買収金額などの条件は公表されていません。
Blue Boxの設立者でありCTOであるジェシー・プラウドマン(Jesse Proudman)氏は、次のように述べています。「ITにおいて、IBMほど注目を集めているブランドはありません。Blue Boxが確立したブランドもまた、OpenStackでは一目置かれる存在です。この二つを合わせれば、企業が必要とするテクノロジーと製品を提供でき、アプリケーション開発者に対し、応答性に優れたアジャイル型のインフラストラクチャーをパブリックとプライベート・クラウドの両方で提供できます。今回の買収は、OpenStackにIBMが提供する新しい選択肢が加わったことを伝えるものです。お客様は、今まで市場では実現されてこなかったような、効率的な開発、デリバリ、低コストのソリューションを手にすることができます。」