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2016/11/02

【ソラミツ】ソラミツの開発したブロックチェーン「いろは(Iroha)」が、「Hyperledgerプロジェクト」のIncubationに世界で3番目に受諾されました。

| by:ウェブ管理者
ソラミツ株式会社(共同最高経営責任者:岡田隆/武宮誠、本社:東京都港区、以下「ソラミツ」)は、ブロックチェーン技術[1]の発展に寄与するために、Linux Foundationのオープン・ソース「Hyperledgerプロジェクト[2]」に自社開発のブロックチェーン「いろは(Iroha)」を提案し、Incubationとして正式に受諾されたことをお知らせします。

「いろは(Iroha)」は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、イスラエルのブロックチェーン企業COLU等のHyperledgerプロジェクトメンバーを賛同企業として、スイスのジュネーブで、2016年9月26日にHyperledgerプロジェクトに提案され、2016年10月13日にIncubationとして正式に受諾されました。IBM等のFabric、IntelのSawtooth Lakeに続いて世界で3番目の受諾になります。

 「いろは(Iroha)」は、金融業界のみならず、様々な業界で利用できる汎用的なプラットフォームであり、自社開発の合意形成アルゴリズム「スメラギ」やアーキテクチャにより、特に2秒以内のファイナリティ(決済完了性)を目指している点に特徴があります。高速のファイナリティを実現することにより、”対面型決済”を含む決済システムの実現も可能になります。また、スループット(単位時間あたりの処理能力)についても、秒間数千件以上の取引に対応するために、UDPマルチキャスト及びC++を採用しています。

 現在のユースケースについては、SOMPOホールディングス株式会社においては、デリバティブ商品を対象としたブロックチェーン技術の活用を共同で検討することを開始しており、国立大学法人東京大学、公立大学法人会津大学、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターについては、共同研究で進めている地域通貨などのデジタルアセットの利用可能性の検討を開始しています。さらに、ネット証券大手の楽天証券株式会社については、ソラミツと共同で本人確認(KYC[3])システム共同開発を開始しており、アイデンティティの観点からの取り組みも行っています。みずほ情報総研株式会社等のシステム開発会社についても、利用可能性について検討を始めています。

 ソラミツは、ブロックチェーン技術が安心・安全な技術として、社会の発展を支える仕組みとなり、世界経済の発展に寄与するよう、今後ともに活動していきます。なお、引き続き、「いろは(Iroha)」の開発者、基盤技術の共同開発パートナー、ユースケースパートナー、KYCシェアリングサービスのユースケースパートナーを募集しています。※開発者については、今後コード数に応じて無償でいろはトークンを付与するなどのインセンティブを検討しています。

原文はこちら
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000019078.html

17:07 | IT:一般
 

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