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2023/03/31

【第一生命保険】企業年金商品「特別勘定第2特約」の新戦略発売~従来の負債サイドに加え、資産サイドの各種変動リスクに対するヘッジ戦略を新たに提供~

| by:ウェブ管理者
第一生命保険株式会社(社長:稲垣 精二、以下「当社」)は、当社が高度化してきた ALM 運用※1 のノウハウを企業年金に活用し、お客さまごとのニーズに応じて運用をカスタマイズして提供する「特別勘定第2特約」を 2020 年4月から提供しています。今回、本商品に2つの新しい運用戦略「サープラスヘッジ型」「収益追求型」を追加し、2023 年4月から発売します。

「特別勘定第2特約」では、企業会計上の負債(退職給付債務)と資産の差額であるサープラスが増減するリスク(以下「サープラス変動リスク」)を抑制しつつ、企業年金が目標とする収益率を達成することを目的としています。これまでは、金利変動による負債の増減に着目し、その増減に起因する負債サイドにおけるサープラス変動リスクをヘッジする運用戦略※2 を提供していました。
しかしながら、市場の先行きの見通しが難しい昨今の環境下において、負債サイドだけではなく、資産サイドにおける株式・金利等の各種変動リスクについてもヘッジをしたいというお客さまからのご要望が複数ありました。これらのご要望に応え、新しい運用戦略「サープラスヘッジ型」では、資産サイド・負債サイドの各種変動リスクをヘッジする運用戦略を提供します。

また、あわせて「収益追求型」を提供し、当社がこれまでに特別勘定第1特約として提供してきた「第2総合口」「ヘッジ外債総合口Ⅰ型」「グローバル株式総合口Ⅰ型」「総合口戦略的資産配分型」と同等の運用を「特別勘定第2特約」でも実現できるようにします。これにより、資産・負債両サイドの各種変動リスクをヘッジしながら、収益確保を目標とする特別勘定第1特約と同様の運用を行うことが可能になります。
生命保険会社と企業年金の運用は、超長期かつ予定利率に基づいた期待収益が求められる点等、互いに共通の性質を持っています。不確実性の高い市場環境において、当社が培ってきた ALM 運用のノウハウをお客さまごとにカスタマイズし、資産・負債の両サイドの各種変動リスクをヘッジする運用戦略を提供することで、企業年金の安定運営に寄与
できるものと考えています。

当社は、今後もお客さまの年金資産運用の一助となるような魅力的な商品提供に努めていきます。


原文はこちら
https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2022_075.pdf

15:02 | 金融:保険
 

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