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2019/06/27

【Pegasus Tech Ventures】企業イノベーションを促進、CVCの新時代「CVC4.0」セミナーを開催!

| by:ウェブ管理者


 2019年6月18日(火)、Pegasus Tech Ventures は、TKP東京駅大手町カンファレンスセンターにおいて、「企業イノベーションを促進する『CVC4.0』の基本コンセプトと応用方法について 〜『CVC4.0』を活用する日本大手企業の生の声〜 」を開催した。ゲスト講演のほか、企業イノベーションを促進する『CVC4.0』を活用する日本大手企業の経験談や生の声を紹介した。



 オープニングスピーチには米倉 誠一郎氏(一橋大学イノベーション研究センター 名誉教授、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授、Pegasus Tech Ventures アドバイザー)が登壇。米倉氏は、20年間伸びていない日本のGDPを、同じ勉強の仕方をして20浪している学生に例え、成果が上がらなければやり方を変えるしかないと語った。例として米国の自動車販売のケースを取り上げ、単に販売するだけでなく、情報を集め・活用し、自動車に付加価値を付けることで新たな時代に合った顧客のニーズに応えられるよう、アナログからデジタルへの移行が必要だとし、ビジネスパートナーを見つけるきっかけとして『CVC4.0』の活用について紹介した。なお、この日の進行は、海野 あやか氏(Pegasus Tech Ventures パートナー)が務めた。
 

 『CVC4.0』セミナーでは、アニス・ウッザマン氏(Pegasus Tech Ventures 代表パートナー兼CEO)が登壇。「CVC1.0(LP出資)」、「CVC2.0(自社運用)」、「CVC3.0(自社運用+外部経験者招聘)」、これまでのCVCの進展の経緯と、それぞれの概要と弱点について解説。世界のトップテクノロジーを持つスタートアップと大手企業との架け橋となり、イノベーション創出をした豊富な実績を持つアニス氏より、新たに提供する「CVC4.0(運用外部委託)」の仕組みと実績、ノウハウについて解説。イノテックCACとの『CVC4.0』の設立事例について紹介した。


  
 パネルディスカッション『CVC4.0』活用では、提携の前と後での違いや、シリコンバレーへの人材派遣など、どのようにイノベーションに向けた取組みをおこなっているか、実体験を語った。

<パネリスト>
 西村 正弘氏(サニーヘルス 代表取締役社長) 
 勝田 洋行氏(トヨタグループ アイシン精機 技術企画・統括部 主査) 
 井川 淳氏(双日 ビジネスイノベーション推進室 投資・事業推進課 課長)

<モデレーター>
 船津 康史氏(BLUE BRIDGE PARTNERS 代表取締役社長・CEO)


 プログラム終了後の懇親会では、シリコンバレーを中心に世界投資を行い、世界のスタートアップと日本の大手企業とのイノベーション創出において豊富な実績をもつアニス氏との意見交換や、参加者同士の歓談する姿が広がった。

 Pegasus Tech Venturesは、米国シリコンバレーに本社を構え、世界の多くの大手企業からLP出資を受け入れ、これまでに多数のスタートアップに投資を実施しているベンチャーキャピタル。世界の技術やトレンドを紹介し、事業アイデア創出や資本・業務提携、M&Aなどにつながる各種サービスを提供。独自の経験から確立したCVC運用体制『CVC4.0』の基本コンセプトと応用方法について、今後の展開に注目したい。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




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