金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2014/05/22

【農林中央金庫】平成26 年3月期 決算概況について

| by:ウェブ管理者
1 経営成績に関する定性的情報
当年度の収益環境は,グローバルに緩和的な金融環境が継続し,日本では昨年4月に日銀による異次元緩和が導入されたことを契機に急速に円安・株高が進行,特に株式はアベノミクスへの期待先行や外国人投資家動向に揺れ,1 年を通じてボラタイルな動きとなりました。米国では,緩やかな雇用回復の継続や好調な企業業績を反映して,株式相場が年間を通じて堅調に推移し史上最高値を更新,また信用スプレッドも縮小傾向で推移しました。一方,長期金利は昨年5月下旬のFRB議長による金融緩和早期縮小発言から,一気に米国10年債で3%近辺にまで上昇,財政協議難航による連邦政府の一時閉鎖などの材料をこなしながら,12月に量的緩和縮小が開始決定される中,利上げ時期を巡る思惑に揺れ動きながらも,2%台後半でのレンジ内の動きとなりました。前年までグローバル経済を牽引した新興国市場では,中国経済の減速,米国緩和縮小に伴い顕在化した経済運営上の諸課題,国毎の爬行性などが改めて意識され,株式は下落に転じました。

このような環境において,資金収支を安定的に積み上げるべく財務運営を行った結果,農林中央金庫単体の資金利益は,前年度比1,773億円増加の2,716億円となりました。
与信関係費用は,景気回復を反映して前年度比133億円改善の1億円の費用計上となりました。
有価証券関連損益は,前年度比298億円減少の423億円の有価証券売却損等(純額)を計上した一方で,有価証券の価格下落等による償却・引当金は前年度比10億円改善し,11億円の収益計上となりました。
以上の結果,経常利益は前年度比870億円増益の1,751億円,当年度純利益は前年度比363億円増益の1,431億円となりました。また,業務純益は1,165億円となりました。


原文はこちら
http://www.nochubank.or.jp/news/news_release/26-13_%E5%B9%B3%E6%88%9026%E5%B9%B4%EF%BC%93%E6%9C%88%E6%9C%9F%20%E6%B1%BA%E7%AE%97%E6%A6%82%E6%B3%81%EF%BC%88%E5%92%8C%E6%96%87%EF%BC%89.pdf

18:05 | 金融:銀行
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.