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2015/10/07

【野村證券】米州開発銀行と野村證券、日本の個人投資家向けEYE(教育・若年層支援・雇用支援)ボンドを販売

| by:ウェブ管理者
米州開発銀行(The Inter-American Development Bank)および野村證券は、日本の個人投資家を対象とするEYE(教育・若年層支援・雇用支援)ボンド(以下「EYEボンド」)の販売を行うことを発表しました。発行日は10月28日(水)を予定しています。販売が予定されているのは、期間3年のブラジルレアル建て債券、期間5年のインドルピー建て債券、期間3年のトルコリラ建て債券であり、EYEボンドが日本の個人投資家向けに当該通貨建てで販売されるのは初めての事例となります。

米州開発銀行は、ラテンアメリカ・カリブ海地域各国における、貧困や所得格差を削減する取組に対して融資等を行っています。日本は、1976 年にアジアで初めての米州開発銀行加盟国となって以来、複数の基金やプログラムを通じて米州開発銀行と協力しています。

今回の EYE ボンド発行により、米州開発銀行が投資家の皆様からお預かりした資金は、米州開発銀行内部の個別勘定に繰り入れられ、米州開発銀行が定義する適格要件を満たす教育・若年層支援・雇用支援分野の融資プロジェクトに充当される予定です。

野村グループは、リスクに見合ったリターンを生み出すとともに社会および環境課題を解決することを目的とした社会貢献型投資の拡大を促進し、この分野で数多くの実績を残しています。EYEボンドの引受・販売においても、投資を通じて社会に貢献したいという投資家の願いと、ラテンアメリカ・カリブ海地域の生産性の向上と青少年にとって雇用の先行きが明るくなるようなプロジェクトの資金需要との橋渡し役を担っています。

EYEボンドの販売について、米州開発銀行の資金調達部門ヘッドであるLaura Fanは、「EYEボンドは、教育・若年層支援・雇用支援という3つの優先分野に焦点を当てながら、ラテンアメリカ・カリブ海地域の生活水準を向上させるという米州開発銀行の使命を反映したプログラムです。日本の個人投資家の皆様がラテンアメリカ・カリブ海地域の社会的・経済的発展に寄与するプロジェクトを支援することに対して強い関心や意欲を持って頂いていることを知り喜ばしく思います。」とコメントしています。

また、ノムラ・インターナショナルPLCのDCM部(公共セクター)のマネージング・ディレクターであるSpencer Doveは、「米州開発銀行のEYEボンド・プログラムは、社会貢献型起債プログラムの代表的な存在です。当社は個人投資家の顧客基盤と起債ノウハウを活かし、意義深い同社債への投資を促進していきたいと思います。」とコメントしています。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20151007/20151007.pdf

17:13 | 金融:証券
 

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