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2018/11/20

【SAS Institute Japan】SAS、大学と連携し実用的データサイエンス・スキル認定プログラムを推進~産業界におけるアナリティクス人材の需給ギャップの解消に向けて~

| by:ウェブ管理者
SAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:堀田徹哉、以下 SAS)は、滋賀大学、帝京大学、東京理科大学、同志社大学とMoU(覚書)を締結し、大学とSASとで共同でデータサイエンス・スキル認定プログラム※1を推進することを発表いたしました。本プログラムは、大学とSASが指定した、実習を含むデータサイエンス関連の講義を学生が受講し、一定数の単位を取得した学生に認定を与えるものです。これにより、企業や組織は、客観的で実用的な認定資格に基づいて学生のデータサイエンス・スキルを評価することが可能になり、アナリティクス人材の需給ギャップの解消に貢献すると同時に、学生の学習意欲向上を支援します。

昨今、立ち遅れている日本のデータサイエンス人材の活用課題を克服するために、大学は講義を通じて統計学やデータサイエンスを学ぶ機会の提供を増加させています。一方で、データ活用企業が必要としている人材のスキルを評価するための指標が不足しているために、育成された人材の効率的・効果的な活用や、適切な役割への登用が困難になっており、市場での人材不足という状況を改善できない一つの要因になっています。

本プログラムでは、大学とSASが共同で複数のデータサイエンス関連科目群を設定し、それらを受講して単位を取得した学生に対してデータサイエンス・スキルの認定を与えます。例えば、次のような科目がプログラムに含まれます。

● 統計学の講義
● 計算機によるデータ分析手法の講義
● 現実社会の課題とデータを用いた分析実習や研究

これら科目の中では、特に現実社会の課題とデータを使用した実習や研究を必須としているため、この認定を受けた学生は即戦力として社会で活躍することが期待されます。育成する人材像は大学ごとに特色を設けるため、さまざまな専門性を持ったデータサイエンス人材のスキル認定が可能となります。

これまで、SASはアナリティクスのリーディング・カンパニーとして、実社会におけるアナリティクスの活用に貢献すると同時に、学生・社会人向けのトレーニングや認定プログラムを提供してきました。これらの経験と知見を活用し、今回のデータサイエンス・スキル認定プログラムは、学生のデータサイエンス・スキルに評価基準を与えます。これにより、客観的な指標に基づいてデータサイエンス人材を評価することが可能となり、企業や組織はそれぞれのデータ活用方針に応じた人材へのアプローチが容易になります。また、本認定プログラムはSASグローバルで共通の評価基準で推進をしているため、学生が取得した認定資格は海外企業においても有効な資格として活用できます。


原文はこちら
http://urx.space/NHFj

15:08 | IT:一般
 

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