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2021/12/09

【ISID】「攻めのDX」で新たなビジネスを創出~社内データ活用を推進するジヤトコが採用したAIプラットフォーム「OpTApf」とは

| by:ウェブ管理者
自動車のトランスミッション(変速機)を製造、販売するジヤトコ株式会社。その技術は高く評価されており、国内外の多くの自動車メーカーで採用されています。特に、CVT(無段変速機)においては世界シェアNo.1を誇り、これまでに販売してきた数は約5,200万台。世界各地に拠点を持つグローバル企業として、トランスミッション市場をリードしています。

今、自動車業界は、大きな変革期にあります。EV化や自動運転などが進み、業界の垣根を超えて、さまざまなプレイヤーの参入が予想されています。
そのような中、ジヤトコでもデジタルイノベーションを起こすため、世界各国からトランスミッションに関する多種多様なビッグデータを収集し、製品の品質向上・業務効率化、さらには新規サービス創出につなげる取り組みが進められています。
2021年、同社は収集したデータをさらに生かすため、ISIDが提供するユーザー主導型AIモデル構築・運用自動化ソリューション「OpTApf/オプタピーエフ」を導入。データサイエンティストの知見がなくても、高精度のAIモデルを構築し、大量のデータを分析することが可能となりました。
OpTApfの導入プロジェクトを主導した同社デジタルイノベーション推進部の岩男智明氏は、データ分析によって新たな価値を生み出すことができた今回の取り組みを「攻めのDX」だと語ります。

可能な限り多くのデータを生かしたい
グローバル規模で自動車のトランスミッション市場をリードするジヤトコ株式会社。
そんなジヤトコには、世界各国から日々、トランスミッションに関する多種多様なデータが大量に集まってきます。それらのデータを活用し、お客様の困り事へのサポートや、より良い製品の開発に生かすのが、コーポレート品質保証部の大きな役割です。コーポレート品質保証部で製品の品質向上を担当する本多克旭氏には、データに対しての強い思いがありました。

「車がどう動いているのか、各部品がどう連動しているのかなどの知見がある人でないと、データを分析するのは難しいです。また、大量のデータがある中で、どれを優先的に分析するかなどを早期に判断し、より効率的にデータを生かしたいという思いが我々にはありました」

そんな中、社内でのデータ活用をより推進させるため、日々送られてくるデータを一元管理するビッグデータプラットフォームの構築を進めていました。
「しかし、データが増えれば増えるほど、分析業務自体はどんどん負荷がかかってしまいます。AIを使うにしても前処理、学習、検証に多くの時間がかかってしまうのです。このビッグデータプラットフォームと連携させて、楽に運用できるAIプラットフォームを構築したいという思いがありました」と岩男氏は語ります。


原文はこちら
https://www.isid.co.jp/case/case/2021jatco.html

16:09 | IT:一般
 

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