2017年4月20日(木)、シリアルアントレプレナー/投資家 田所 雅之氏は、Mixi イベントスペース(住友不動産渋谷ファーストタワー7F)において、第8回「Startup Dating」を開催した。
田所氏は、日本とシリコンバレーでシリアルアントレプレナーとして数々の起業実績を持ち、Fenox VCのベンチャーパートナーを務め、国内外のスタートアップ数百社のデューディリジェンスと投資の担当。起業家向けレクチャーを定期的に開催しているほか、「スタートアップサイエンス-2017年度版」の著者としても知られている。
「Startup Dating」は、”最小の時間で、最大のネットワークを”をコンセプトに、日本のスタートアップ界隈を盛り上げるべく開催。同イベントにはVCやエンジェル投資家、スタートアップ関係者などが多数訪れ、ピッチコンテスト(ピッチ4分+質疑応答)、ライトニングトーク、ネットワーキングが行われた。
会場に用意された食べ物や飲み物と共にしばしネットワーキングが行われた後、いよいよピッチコンテスト(9社)が始まる。この日の進行は田所氏と共に、木村 忠昭氏(アドライト 代表取締役 公認会計士)が務めた。
1社目の登壇は、芝辻 幹也氏(フーモア 代表取締役社長 CEO/漫画家)より「MANGAの海外市場を創出する、日本が誇る漫画領域で世界No.1を取る!」を紹介。
2社目の登壇は、山口 絵里氏(FUN UP INC. 代表取締役/CEO)より「在庫を持たずアプリ上で製作販売、効率化されたスマホメイドマーケット「monomy」」を紹介。
4社目の登壇は、伊藤 由起子氏(ゼスト 代表取締役)より「限られたリソースを最も効率よくする、複数の技能と訪問先とスケジューリングのマッチング」を紹介。
5社目の登壇は、山口 揚平氏(ブルー・マーリン・パートナーズ 代表取締役)より「時空間の企業動向データをリアルタイムで把握、プロの企業分析をアルゴリズム化」を紹介。
6社目の登壇は、デーヴ・スミス氏(96プロブレムズ Operations (Co-Founder))より「The future of fiction publishing is open, real-time, atomized, and scalable「LongShorts Stories」」を紹介。
7社目の登壇は、渡辺 大介氏(MOSOmafia 代表取締役)より「旅するように仕事をしよう、あらやるサービス業のサービスECを誰でも簡単・無料で開設「Summon」」を紹介。
8社目の登壇は、竹澤 慎一郎氏(セツロテック 取締役)より「高効率ゲノム編集技術を活用したゲノム編集マウス・ブタの作製と医療・畜産分野への応用化事業」を紹介。
9社目の登壇は、Hirano Miku氏(cinnamon CEO)より「ビッグデータがなくてもインテリジェントに、人工知能により業務効率化をサポート「FlaxScanner」」を紹介。
9社のピッチに対する参加者による投票の集計中は、ライトニングトークが行われ、各社の特徴などPR、強みを披露した。
集計の結果は以下の通り。
イベントスポンサーを務めた 吉澤 尚氏(漆間総合法律事務所 副所長 弁護士・弁理士)より賞品が贈られ、Hirano Miku氏(cinnamon CEO)氏より喜びの挨拶、「日本の人工知能を引っ張っていく会社になりたい」と抱負を述べた。
”最小の時間で、最大のネットワークを”。田所氏は、今後も、定期的に「Startup Dating」を開催し、日本のスタートアップ界隈を盛り上げていくという。参加した投資家やスタートアップの持続的な価値創造と事業拡大に向けた挑戦、今後の取り組みと展開に注目したい。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )
「GoodWayアドバイザリーボード」の設置について
株式会社グッドウェイ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤野 宙志)は、2017年5月1日に「アドバイザリーボード」を設置し、最初のアドバイザリーメンバーとして、シリアルアントレプレナー/投資家 田所 雅之氏が就任いたしました。
田所氏の参画により、グッドウェイが目指す金融・ITの活用による新たな付加価値サービスの創造、企業経営の変革、金融市場の発展と活性化に向けて、金融機関・IT企業・投資家・ベンチャーキャピタル・スタートアップ企業・研究機関・メディアの枠を越えた課題解決型オープンイノベーションを加速し、ビジネスを創造する挑戦者を応援していきます。