【ドリームバイザー・ホールディングス】当社連結子会社（日本證券新聞社）における会社分割による事業承継の基本合意の締結並びに事業拡大の為の当社による承継会社（シーエムディーラボ）への出資に関するお知らせ - グッドウェイ：金融・IT業界・フィンテック情報ポータルサイト（GoodWay Fintech）

2013/12/27	【ドリームバイザー・ホールディングス】当社連結子会社（日本證券新聞社）における会社分割による事業承継の基本合意の締結並びに事業拡大の為の当社による承継会社（シーエムディーラボ）への出資に関するお知らせ	\| by:ウェブ管理者

当社連結子会社である株式会社日本證券新聞社（所在地：東京都中央区、代表者：天野秀夫。以下「NSJ 社」といいます。）は、平成25 年12 月26 日開催の同社取締役会において、投資支援アプリケーションの提供事業（以下、「本事業」といいます。）に関する資産等（以下、「本件資産等」といいます。）をNSJ 社から株式会社シーエムディーラボ（所在地：東京都渋谷区、代表者：尹熙元。以下「CMD 社」といいます。）に会社分割（吸収分割）の方法により譲渡、承継させること（以下、「本会社分割」といいます。）を目的とする基本合意書の締結を決議いたしました。
また、本会社分割の対象となる本事業は、当社の有価証券報告書における報告セグメントの内、「金融証券市場ニュース及び投資支援アプリケーションの提供」の一部を構成するものであり、当社は、本事業の更なる拡大・発展を図るため、CMD 社に資本参加（以下、「本資本参加」といいます。）することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
本会社分割は、連結子会社における簡易吸収分割であるため、開示事項・内容を一部省略して開示いたしております。

１．会社分割の目的
NSJ 社の本事業は、株価その他の指標チャート機能、投資分析機能、市況ニュースなどを組み合わせたアプリケーションを証券会社、外国為替証拠金取引業者及び個人投資家等に対して直接又は事業パートナーを経由して提供しており、金融取引のオンライン化の進展とともに事業を拡大してまいりました。しかし平成20 年のリーマンショック以降は、株式市況低迷による証券会社等の経費削減の影響もあり、売上高は減少傾向が続き、NSJ 社としては営業活動の強化とシステムや運用体制の見直し等によるコスト削減を行い同事業の収益性の改善を図ってまいりました。
懸かる状況の中、NSJ 社においては今後の事業展開について検討を重ねてまいりましたが、その結果、本事業の更なる成長の為にはシステムの機能強化が不可欠であり、また金融・投資分析の高度化が進む現在の環境においてはそのシステムの研究開発力を有するパートナーと提携して行うことが同事業の発展に資するという判断に至りました。
CMD 社は金融工学等に強みを有する研究開発型の企業であり、統計学に基づいた市場分析ツールの研究開発、アルゴリズム・トレーディング・モデルの研究開発、経済・金融情報のテキストマイニング・ツールに関する研究開発を行っております。東京証券取引所が提供する情報サービス「東証Market Impact View」の研究開発に際しての助言や、東京大学からの「日次価格指数算出システム」の開発請負などの実績を有しており、今後は自社の研究開発ノウハウを活かした対投資家向けのサービス提供を予定されております。
NSJ 社としては本事業の発展の為にはシステム開発力を有するパートナーとの提携が必要であると考えていたこと、またCMD 社においては対投資家向けのサービスを検討していたことから、NSJ 社とCMD 社は本事業に係る提携について協議してまいりました。このなかで、今後の機能強化や取引所システムの制度変更などに柔軟かつ速やかに対応する為にはCMD 社を直接的な運営母体として事業展開していくことが本事業の発展にとって有益であると判断いたしました。また、顧客との契約関係を維持できることを考慮し、この度、会社分割（吸収分割）による本件資産等の譲渡、承継について基本合意に至りました。
本会社分割後は、CMD社を運営主体として本事業は展開されてまいりますが、現在のサービス内容は維持され、更には今後のシステム開発による機能強化が期待できると考えております。NSJ社としては本会社分割後も金融証券市場ニュースの提供事業は継続し、一層の注力･強化を行うと同時に、本事業のコンテンツの一部を構成する金融証券市場ニュースをCMD社に対して提供するなど、CMD社と協力関係を構築して本事業に携わってまいります。

２．承継会社への出資について
前項のとおり本会社分割はシステムの研究開発に強みを有するCMD社による本事業の付加価値向上を期待して行われるものであり、また分割後もNSJ社はCMD社と連携して本事業に携わり、様々な分野でのシナジーも期待できることから、本会社分割の前提として当社は同社に本資本参加を行うことといたしました。当社はCMD社が平成26年１月頃に新たに発行する予定の同社普通株式を引受け1,200万円出資する予定であります。
本資本参加の概要といたしましては、CMD社において、総額6,000万円の第三者割当増資による資本増強を予定しており、当社はその内、1,200万円を出資することで当社の同社株式の持分比率は概ね５%となる見込であります。CMD社においてはこうした一連の資本増強により万全を期するとのことであります。

３．株主優待制度について
当社は、毎年３月31 日現在の株主様に対しては当年４月から９月までの６ヶ月間、毎年９月30 日現在の株主様に対しては当年10 月から翌年３月までの６ヶ月間を対象に、株主優待として「ドリームバイザー・ドット・コム」の終値サービスを無償で提供しております。現行の当社株主優待制度は当面の間、継続する方向で協議しております。今後、何らかの変更を決定した場合には、別途お知らせいたします。

原文はこちら
http://www.dreamvisor-hd.com/pdf/newsrelease/dvir201312261.pdf

15:00 | IT：決算・人事・IR

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