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2017/01/30

【オリエントコーポレーション、アビームコンサルティング】オリコ、与信審査システムの高度化プロジェクトに「ABeam Cloud」を採用~ AIツール「HyperCube」を活用した与信審査のさらなる高度化に挑戦 ~

| by:ウェブ管理者
 株式会社オリエントコーポレーション(東京都千代田区、代表取締役 河野 雅明、以下 オリコ)と、アビームコンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 岩澤 俊典、以下 アビームコンサルティング)は、アビームコンサルティングが提供するビジネスイノベーションプラットフォーム「ABeam Cloud」(※) を採用し、与信審査精度の向上に向けた取り組みを協働で開始いたしました。第1弾として、「ABeam Cloud」で提供されるAIツール「Hyper-Cube」を日本で初めてクレジットの審査分析に活用し、審査システムの高度化・精緻化に取り組んでいきます。

 テクノロジーの進化や経済のグローバル化を背景に、消費者の購買行動は日々変化し、また多様化しています。与信審査の精度を高めることは、信販会社にとって事業の継続性向上とサービス・品質向上の両面で重要な役割を担っています。オリコでは、そうした変化にいち早く柔軟に対応するため、これまでも国内外の様々なテクノロジーを活用し、精度の高い与信審査を行う審査システムを構築してまいりました。

 今回、数百から数千の多様な項目で構成されるビックデータの中から、不正な申込みや延滞発生等、分析の対象となる事象との関係性が強い情報の組み合わせを発見し、クレジットの審査基準決定プロセスの刷新に協働で取り組みます。

 従来の審査基準決定までのアプローチは、分析担当者が仮説を立案し、統計ツールを用いて過去の取扱実績データから、仮説に誤りがないかを検証したうえで、分析の対象となる事象との関係性の強さが確認できたものを審査基準に採用するプロセスを繰り返す「仮説検証型」でした。
 こうした手法は、分析対象となるデータの項目や量が爆発的に肥大化した近年では、容易には適切な解を得ることができず、消費者の生活環境や購買行動の変化に即応した審査基準を定めるうえで時間がかかってしまいます。他方、社内での分析担当者の養成には相応の時間とコストがかかり、審査基準の見直しにかかる工期を短縮しにくい課題が生じていました。

 アビームコンサルティングが提供した「Hyper-Cube」は、分析の目標とする延滞発生や不正申込等の事象と関連性が強い情報の組み合わせを探索するAIツールであり、審査基準の立案に活用することで、分析担当者による仮説立案から検証までプロセスを自動化し、審査基準の変更にかかる時間を劇的に短縮したうえ、基準を精緻化することが可能となります。

 オリコとアビームコンサルティングは、本プロジェクトを初めとし、今後も協働しながら、審査システムのさらなる高度化に向けた取り組みを継続してまいります。

※ABeam Cloud
業種・業界ごとのテンプレートや企業運営に必要な様々な業務アプリケーション群を、国内外のクラウド事業者が提供する基盤を通じて利用できるサービスです。

*アビーム、ABeam及びそのロゴは、アビームコンサルティング株式会社の日本その他の国における登録商標です。
*本文に記載されている会社名及び製品名は各社の商号、商標または登録商標です。


原文はこちら
http://jp.abeam.com/news_topics/1220.html

18:12 | 金融:その他
 

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