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2012/12/14

【野村総研】新モバイル決済サービスを2013年秋に提供

| by:ウェブ管理者

【野村総研】新モバイル決済サービスを2013年秋に提供~最小・最軽量デバイスでデビットカード・ペイジーにも対応~
http://www.nri.co.jp/news/2012/121214.html


株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、新開発の小型専用機器と、スマートフォン、タブレット端末、PC等のさまざまな端末(マルチデバイス)を組み合わせて利用する、クラウド型の新モバイル決済サービス(以下、「本サービス」)を、2013年秋から提供します。


本サービスは、これまでNRIが生命保険会社を中心に導入・展開してきた、モバイル決済端末を利用する共同利用型の決済サービスをさらに進化させたものです。


本サービスの主な特長は、以下の通りです。


(1)専用機器は必要最小限の機能に絞り、小型軽量化と低価格化を実現
本サービスで用いる専用機器(開発者:パナソニック システムネットワークス株式会社。以下、「モバイル決済デバイス」)の機能は、キャッシュカードやクレジットカードの読み取り、および暗証番号の入力など、カード機密情報の取り扱いに必要な機能に特化しています。また、帳票類は電子証憑化してプリンタ機能を廃止するなど、機能を絞り込むことでモバイル決済デバイスの小型軽量化を実現しています。
これまでのモバイル決済端末と比べて約半分のサイズであり、同様な機能を持つ機器としては、現時点で最小・最軽量クラスです。このため、営業担当者等が持ち運びやすく利便性が向上します。また、低価格化を実現し、費用対効果を格段に向上させます。
(2)デビットカード決済やペイジー口座振替受付サービスも利用可能
クレジットカードを利用するクラウド型のモバイル決済サービスは既に出現していますが、本サービスではクレジットカード決済以外に、国内金融機関が提供する「デビットカード決済(*1)」、およびオンラインで振替口座設定ができる「ペイジー口座振替受付サービス(*2)」が利用できるようになります。これまでNRIがモバイル決済端末を利用して決済サービスを提供してきた保険業界各社をはじめ、流通業界など幅広い業界において、さまざまな利用シーンでの活用が見込まれます。なお、決済に用いるカードは、磁気ストライプ型だけでなく、ICカードも利用可能です。
(3)マルチデバイスに対応し、利便性の向上と通信コストの削減を実現
本サービスではWindows、Android、iOSに対応することで、マルチデバイス化を実現します。利用シーンや利用環境にあわせて、さまざまなデバイスを選択することができ、利用者の利便性が飛躍的に向上します。また、マルチデバイス側の通信機能を利用するので、これまでのようにモバイル決済端末自体に専用の通信機能を持つ必要はなく、通信コストの大幅圧縮を実現します。
現在、大手生損保数社が現行システムの更改を含めて本サービスの導入検討を開始しています。


NRIでは、今後も保険会社をはじめとする金融機関のニーズや技術動向を踏まえて、最適なサービスを提供していきます。


 


19:15 | ソリューション
 

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