【投資信託協会】平成25年6月の投資信託概況を発表しました
http://www.toushin.or.jp/tws/toukei_dw/gaikyo.doc
1.設定・解約等の状況
(1)総合計
25年6月の総合計は設定額が7兆6,533億円、解約額が7兆6,450億円、償還額が316億円で、差引き233億円の資金純減となった。
純資産総額は前月末に比べ3兆9,200億円減少(うち、運用等減3兆8,967億円)し、月末には74兆1,195億円となった。
(2)株式投信
6月の株式投信は設定額が2兆8,742億円(対前月比2兆3,488億円減少)で、これに対し解約額が2兆3,404億円(同1兆5,555億円減少)であり、解約率は3.7%(前月6.1%)、償還額316億円で、この結果、株式投信は差引き5,022億円(単位型77億円減少、追加型5,099億円増加)の資金純増となった。
純資産総額は前月末に比べて3兆3,943億円減少(うち、運用等減3兆8,966億円)して、月末には60兆5,363億円となった。
(3)公社債投信
6月の公社債投信は設定額が4兆7,790億円(対前月比2兆7,709億円減少)で、これに対し解約額5兆3,046億円(同1兆7,157億円減少)償還額0円で、差引き5,255億円の資金純減となった。
この内訳は、中期国債ファンドが4億円の純増、長期公社債投信が52億円の純減、フリーファイナンシャルファンドが21億円の純減、キャッシュリザーブファンドが814億円の純減、MRFが4,223億円の純減、MMFが146億円の純減となった。
純資産総額は前月末に比べ5,256億円減少し、月末には13兆5,832億円となった。
2.資産運用状況
(1)株式投信
6月中の株式運用は国内株式について対市場で444億円買越し、外国株式は1,269億円の売越しであった。
株式投信の組入れ株式は前月末に比べ3,188億円減少し、月末には16兆6,655億円(うち、外国株式4兆1,315億円)となり、純資産総額に対する比率が27.5%(前月末26.6%)となった。
一方、組入れ公社債は前月末に比べ1兆837億円減少し、月末には15兆6,232億円(うち、外国債券12兆9,095億円)となり、純資産総額に対する比率は25.8%(前月末26.1%)となった。
(2)公社債投信
公社債投信の組入れ公社債は前月末に比べ4,826億円減少し、月末には10兆2,522億円(うち、外国債券2億円)となり、純資産総額に対する比率は75.5%(前月末76.1%)となった。