日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、日本電気株式会社(以下、NEC)がアプリケーション・パフォーマンス監視および可観測性を向上するソリューションとして本年9月27日から「IBM Observability by InstanaR APM」の提供を開始し、NECのハイブリッドクラウド管理ソリューションの拡充を支援していくことを発表しました。
NECは、統合運用管理ソフトウェア「WebSAM」を提供し、インフラからアプリケーションにわたる多様なICTシステムの運用をシンプルにしてお客様のビジネス・イノベーションを強力に支援してきました。 日本IBMは、今回、IBM Observability by Instana APMをNECに提供することで、アプリケーションの可観測性向上を実現し、パブリッククラウドからプライベートクラウド、オンプレミスまで、多様な環境で稼働するクラウドネイティブ・アプリケーションなどのパフォーマンス管理の強化を支援していきます。
IBMは2020年11月にInstana社の買収を発表し、Instanaが提供する機能を、IBM のAIを活用したハイブリッドクラウド環境でのIT運用自動化機能を提供する IBM Cloud Pak for Watson AIOps 製品群に組み入れることで、運用の高度化を強化しています。 これにより、IT担当者はアプリケーションを手動で監視・管理する必要がなくなり、より付加価値の高い仕事に専念できるようになります。