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2019/04/05

【東京商品取引所】2019年3月の概況等について~2019 年 3 月の全商品 1 日平均取引高は 79,276 枚、前月比 1.3%減~

| by:ウェブ管理者
2019年3月における1日平均取引高は79,276枚で前月比は1.3%の減、前年同月比は27.0%減となりました。主力商品では、金標準取引(前月比5.8%増の33,404枚)、白金標準取引(前月比21.7%増の14,700枚)が増加した一方で、ゴールドスポット(前月比25.6%減の6,177枚)、金ミニ(前月比5.8%減の3,250枚)、ドバイ原油(前月比23.8%減の10,076枚)は減少しています。

金は 4,600 円台で揉み合う展開が中心になりましたが、月末にかけて売りが先行し 4,500 円台後半まで小幅下落しました。米連邦公開市場委員会(FOMC)で年内の利上げ見送り見通しが示されたためドル建て金は底固く推移しましたが、その結果、円高が進み円建て金相場の上値が抑えられました。

ドバイ原油は 4 万 5,000 円水準で揉み合う展開になりました。OPEC などの減産対応で供給過剰の解消期待が強まる中で海外原油相場は底固く推移しました。また、シェールオイルの増産ペースも抑制され、供給不足への転換の流れが織り込まれました。しかし、為替が円高方向に振れたことで円建て原油相場は伸び悩み、明確な方向性が打ち出せませんでした。

また昨年 10 月に上場したゴム(TSR20)2019 年 4 月限は 3 月 29 日に納会日を迎え、2019 年 2月限の 200 トンを大幅に上回る 600 トンの受渡しを成立させています。

3月末時点の全商品の合計取組高は343,978枚で、前月末比2,849枚(0.8%)減少しました。

2019 年 3 月の夜間立会における取引高は 740,763 枚で、全体(現金決済高を除く)に占める割合は 46.8%でした。

2019 年 2 月の海外からの委託売買高(1,506,725 枚)が売買高全体(3,052,424 枚)に占める割合は 49.4%でした。


原文はこちら
https://www.tocom.or.jp/uploads/jp_news/2019/gaikyo201903.pdf

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