2021年6月24日(木)、山形県は、ジョージ・ヤマガタ氏 Presents 第11回オンラインセミナー「山形DX(デラックス)」を開催した。
デジタル活用によるビジネスモデル変革が叫ばれる中、山形の県内企業の「DX(デジタルトランスフォーメーション)」への理解や追求を促進すべく、中小企業なりのデジタル活用で全く新しい挑戦をしている企業を「山形DX(デラックス)」と呼ぶこととし、今回、パネリストとして招いて開催。実際の活用事例や経緯など有益な情報が共有された。
冒頭、ジョージ・ヤマガタ氏は、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」に踏み出せていない県内企業も多い中、バズワードにもなっているDXは大企業のものと考える経営者もいると述べた上で、今回は県内の等身大のDXによって全く新しい挑戦をしている介護、倉庫業、酒造業などの企業の皆さんにご登壇いただき、その想いや活用方法を紹介したいと挨拶した。
パネルディスカッション①
| ~中小企業なりのデジタル化「山形DX(デラックス)」とは~ |
パネルディスカッション①「~中小企業なりのデジタル化「山形DX(デラックス)」とは~」には、内田 光紀さん(アップリズム CEO)、吉田 圭さん(一般社団法人スマートニッチ応援団 代表理事)が出演。斎藤 雄輔さん(やまがた幸せデジタル推進課/YCC情報システム)がモデレーターを務めた。
パネルでは主旨説明や各々の紹介の後、中小企業では高額なシステム導入は難しく、既にある製品でもよいのでデジタルで効率化してみるという「DXにこだわらないDX(等身大のDX)」について掘り下げ、「山形DX(デラックス)」としてまとめていきたいとしてディスカッションがスタート。攻めのDX・守りのDX、山形DXの概念をまとめた資料を基に意見交換が行われた。
ちなみに「山形DX(デラックス)」の「デラックス」とは、自分達なりのDXを追求していく内に、「デラックス」な会社になれるような仕組みが見つかるかもしれないということからネーミングされたという。
パネルディスカッション② | ~山形DX(デラックス)実践企業の声~
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パネルでは、工場での在庫管理アプリ導入事例など各々の取組みや活動内容の紹介が行われた後、活動や思想のベースとなる「山形」や「山形愛」、海外向けPRといったトピックスも織り交ぜながら、DXに関する様々な意見・情報交換が行われた。
最後のジョージ・ヤマガタ氏の閉会挨拶では、次回開催のテーマは「クリエイティブ神財」で、県内でアートのある暮らしを実現しようとしている皆さんが登壇する予定であることを明らかにした。
次回のジョージ・ヤマガタ氏 Presents オンラインセミナー「第2回『クリエイティブ神財』」は、2021年7月1日(木)18:00~の開催を予定している。
(取材、記事、編集・制作 : メディアプロモーション事業部@グッドウェイ )