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2018/02/26

【経済産業省】温水洗浄便座のピクトグラム(図記号)が国際規格に登録されました~日本発のわかりやすいトイレ操作パネルを実現~

| by:ウェブ管理者
■本件の概要
今般、国際標準化機構(ISO)に日本から提案した温水洗浄便座に関する6種類のピクトグラム(図記号)が、国際規格(ISO7000:機器・装置で用いる図記号-登録図記号)として登録されました。これにより、訪日外国人観光客を含め、誰もが安心して使いやすいトイレ環境が国際市場に普及し、利便性の向上が期待されます。

1.背景
訪日外国人観光客数が過去最高を更新している中、外国人観光客が観光・宿泊施設や公共のトイレを利用する際に、温水洗浄便座の操作ボタンにどのような意味があるのかわかりにくいといった困り事が多くありました。これは、メーカー各社が独自のピクトグラムを使用していた為であり、温水洗浄便座を国際市場に展開させていく上でも操作ボタンのピクトグラムを国際標準化する必要がありました。

2.規格の概要とこれまでの取組
このため、一般社団法人日本レストルーム工業会が国内で統一した温水洗浄便座の操作ボタンのピクトグラムを元に、ISO国内対応委員会(事務局:一般財団法人日本規格協会(JSA))で検討した案を日本から2017年3月に国際標準化機構(ISO)/TC145(図記号)/SC3(機器装置用図記号)に提案しました。その後、各国専門家による審議、投票を経て、2018年1月に国際規格として登録されました。

今回、国際規格(ISO7000:機器・装置で用いる図記号-登録図記号)に追加登録された温水洗浄便座の操作ボタンのピクトグラムは以下の6種類です。

3.期待される効果
今回の国際標準化により、日本人だけでなく今後さらに増加が見込まれる訪日外国人観光客も日本のトイレを快適に利用できるようになり、その快適性向上と利便性確保の実現が期待されます。また、温水洗浄便座の認知度が国際的に向上することで、海外市場での温水洗浄便座をはじめとする日本の高性能トイレの更なる普及が期待されます。

4.今後の取組
今回の国際規格への登録を受けて、国際規格との整合を図るため国内規格(JIS)改正の検討も進める予定です。


原文はこちら
http://www.meti.go.jp/press/2017/02/20180226002/20180226002.html

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