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2015/11/27

【SCSK】国内リモート開発を大幅拡大~2017年度のニアショア開発体制を1,000人規模へ拡大~

| by:ウェブ管理者
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大澤 善雄、以下SCSK)は、戦略的事業の推進のため、ニアショア開発(日本国内の地方拠点で行うシステム開発)を大幅に拡大することを発表します。

現在のSCSKのニアショア開発を担う子会社であるSCSKニアショアシステムズ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:萩尾 富、以下SCSK-NS)の体制を強化し、金融系を中心とした大規模システムに対するエンハンス案件(既存システムの機能拡張、性能向上のためのシステム保守案件)を、順次地方拠点でのシステム開発に移管していくことで、現在の約300人体制から2017年度末に1,000人体制とする計画です。

1.背景・目的
SCSKは、2015年度からの中期経営計画として3つの基本戦略を策定しました。その一つである「時代の変化を捉えた戦略的事業の推進」には、社内の人的リソースを戦略事業に配置転換する必要があり、エンハンス案件を担うニアショア開発体制の拡大はその人的リソースを創出するための重要な施策と位置付けています。

近年、ソフトウェア開発業界においては開発コストを抑える目的で中国など海外拠点にて開発を行うオフショア開発を進めてきましたが、コミュニケーションの問題、人件費単価の高騰などによるメリットの低下で、オフショア開発から撤退し日本国内でのニアショア開発へシフトする傾向にあります。一方、日本国内の地方を拠点とするシステム開発企業は、地元での継続した案件の確保が困難なことからシステム開発需要の高い首都圏へ仕事を求めざるを得ない状況のため、地元指向のある優秀な技術者との雇用ミスマッチも生じています。SCSKは、継続的に発生する大規模システム向けエンハンス案件に対して、SCSK-NSで蓄積してきたリモート開発のノウハウと地元指向の高い優秀なIT技術者を確保し活用することで、品質・生産性の高い大規模な国内開発体制を構築していきます。

また、本施策の遂行にあたり、SCSKのシルバー人材、UIターン希望者などのダイバーシティ活用とSCSKが目指す働き方改革の地方展開を合わせて視野に入れ対応していく計画であります。

2.今後の予定について
現在のSCSK-NSの体制は、既存の地方拠点4カ所(岩手県、福井県、宮崎県、沖縄県)においてビジネスパートナーを含め約300名体制となっております。この体制を今後3年間で約1,000名体制にするため、既存4拠点の増強に加え、新拠点の開設、働き方改革による女性活用、シニア活用、UIターンIT技術者の採用およびSCSKで取り組む働き方改革に賛同いただける地元パートナー企業を結集し、早期に1,000名体制を構築できるよう取り組んでまいります。


原文はこちら
http://www.scsk.jp/news/2015/press/other/20151127.html

17:03 | IT:一般
 

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