金融&IT業界の情報サイト
 
 
 
写真レポート >> 記事詳細

2021/11/08

【一般社団法人東京国際金融機構】資産運用業の独立をサポートする開業支援セミナー「第1回 独立開業道場」を開催!

| by:ウェブ管理者

 2021年10月23日(土)、一般社団法人東京国際金融機構は、資産運用業の独立を目指す独立開業支援セミナー「第1回 独立開業道場」をオンラインで開催した。

 世界トップクラスの国際金融都市とすることをミッションとする一般社団法人東京国際金融機構(The Organization of Global Financial City Tokyo / 略称 FinCity.Tokyo)は、東京の金融市場としての魅力を高め、将来の東京市場の活性化に寄与する資産運用業者を増やすことを目的とし、都内で資産運用業の開業を目指す金融機関勤務者等に対し、独立開業のためのノウハウの提供を行うセミナーを4回にわたって開催する予定で、第1回目の今回は資産運用業における独立開業をテーマに開催された。



 はじめに、開会挨拶で有友 圭一氏(一般社団法人東京国際金融機構 専務理事)は、勤務時間帯を外して土曜午前に開催する意図、および機構やプロジェクトの概要、活動内容、今回のセミナーの趣旨等を紹介。SNSでもイベントや実務に基づいた情報を公開中だとして利用を呼び掛けて挨拶とした。

※ご参考(FinCity.TokyoのSNS):FaceBookTwitterLinkedin

講演①「創業からライセンス取得まで」



 木村 大樹氏(Keyaki Capital 共同設立者兼最高経営責任者)は、簡単な企業紹介の後、過去を振り返りながら起業に踏み切るまでの経緯、創業からライセンス申請、パラダイム転換までの業登録の流れを参加者に共有。いきなりの起業ではなく、ベンチャー企業や外資系企業の日本拠点立ち上げに参画して起業適性の判断をするのも選択肢だと述べて講演を終えた。

講演②「資産運用業関連のライセンス取得手続きについて」



 続いて増野 佐智子氏(サポート行政書士法人 行政書士 主任コンサルタント)は、令和元年から3年に至るコロナ禍に、個人向けの投資運用業登録に関する相談が増えてきているとして、起業するにあたって登録する際の金融商品取引業の種類の紹介、ライセンス取得に関するチェック要件、ライセンスを取得しなくても取り扱える商品などを分かり易く説明した。

 講演③ 「独立開業道場 東京都のサポート」



 糸賀 宏平氏(東京都 政策企画局 戦略事業部 国際金融都市担当課長)は、東京都の国際金融都市構想(改定案)のサマリーを説明後、新興資産運用会社等が運用業務に経営資源を集中できるように、ミドルバックオフィス業務の外部委託費用等の半額を補助する制度、および今般の「独立開業道場」を含めた資産運用会社の創業・成長支援に関する事業概要について視聴者に共有した。

講演④「ケイマン・ファンドの利用について」



 范 宇晟氏(Harneys パートナー弁護士)は自己紹介の後、ケイマン籍ファンドのメリットについて租税中立性の他、ストラテジーの柔軟性、スピード感、先端的な規制フレームワーク等を挙げて説明。資金を入れる器(企業体)としての投資ビークルについて、免除会社、ユニット・トラストなど種類別に要点を解説後、海外と日本の投資商品ニーズの違い、ファンド関連の主要規制についても講演で触れた。

 最後に事務局からの次回以降のセミナー日程、および企業を考えている参加者向けの個別相談会の案内によりセミナーは終了した。個別相談会は各回セミナー受講後のアンケート回答時に申し込み可能。次回以降の開催日程は以下の通り。ご関心のある方は、ぜひエントリーされたい。

 第2回:2021年11月17日(水)18:00~20:00
 第3回:2021年12月16日(木)16:00~18:00
 第4回:2022年01月16日(日)10:00~12:00

(記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )





14:05 | 写真:金融・IT業界向け




 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.