金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2017/08/29

【三井住友銀行】REIT向け「SMBC環境配慮評価融資」取扱開始及びフロンティア不動産投資法人に対する第一号案件取組について

| by:ウェブ管理者
株式会社三井住友銀行(頭取 CEO:髙島 誠、以下「三井住友銀行」)は、フロンティア不動産投資法人(執行役員 永田 和一)に対し、REIT初の「SMBC環境配慮評価融資」を実施致しました。

「SMBC環境配慮評価融資」は、ご融資の実行、条件の設定に当たって、三井住友銀行と株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:渕崎 正弘)が作成した独自の評価基準に基づき、企業の環境配慮に関する取組を、客観的な視点によりAAAを最高位とする7段階で評価するとともに、企業の環境経営における今後の改善余地を、簡易診断のかたちでご提供します。

今回対象となった、フロンティア不動産投資法人の環境配慮に関する取組への評価においては、「環境負荷の把握の状況」「環境マネジメント」「環境ビジネス」などの面で高い水準であると判断され、資産運用において優れた環境配慮を実施されている、「AA」の評価結果になりました。
特に、今回の評価に当たっては、以下の点等が高く評価されました。

① 保有不動産におけるエネルギー使用量等の主な環境負荷を把握し、その増減要因を精緻に分析しておられる点。
② 資産運用会社において「サステナビリティに関する方針」を掲げ、資産運用を通じて環境や地域コミュニティに配慮する姿勢を明確にしておられるとともに、保有不動産の環境活動について継続的な改善を図っておられる点。
③ 具体的な環境配慮の取り組みとしては、大規模な駐輪場の設置や電車・バス来場のキャンペーンを通じた公共交通機関の利用促進、共用部照明設備の LED 化等の省エネ改修投資、再エネの導入などを積極的に実施しておられる点。

REIT市場では環境に配慮した経営や情報開示への関心が高まっています。
今回のREIT初の「SMBC環境配慮評価融資」取組に向けては、斯かる背景を受け、REITに適合するように評価項目を一部改定し、新たな評価基準を設定しました。今回のフロンティア不動産投資法人に対する取組は、その第一号案件となります。

三井住友銀行では、新たにREITに対して「SMBC環境配慮評価融資」を取り組むことが可能な体制を構築することで、本業を通じ、更なる環境に配慮した社会の実現に貢献をして参ります。


原文はこちら
http://www.smbc.co.jp/news/pdf/j20170829_01.pdf

16:04 | 金融:銀行
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.