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2022/05/09

【TIS】国際ブランドプリペイド決済サービスを提供するULTRA社を連結子会社化

| by:ウェブ管理者
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、Visaプリペイド機能を搭載した「ultra pay カード」を発行する株式会社ULTRA(本社:東京都新宿区、代表取締役:竹谷 直彦、以下:ULTRA社)の株式を取得し、TISの連結子会社としたことを発表します。

ULTRA社は、「おかねを、かるく。」をコンセプトに、主にクレジットカードを作らない若年層を対象とした、年齢制限なく審査なしで誰でも持てるプリペイド式Visaカードである「ultra pay カード」を2020年4月30日から提供しています。

TISは、「金融包摂※1」を取り組むべき社会課題解決テーマの一つに掲げ、非金融事業者が保有するサービスに対し決済機能を組み込む「Embedded Finance※2」などの取り組みを企図しています。
今回のULTRA社の連結子会社化は、国際ブランドプリペイド決済サービスを提供する同社をグループに迎えることで決済のフロントエンド機能を獲得し、TISが持つ決済のバックエンド機能構築の強みと合わせた決済機能の一気通貫での組み込みを可能とし、「Embedded Finance」の実現のために実施するものです。
また、TISでは「給与デジタルマネー払い」の解禁を見据えたペイロールカードの提供など多様な給与受け取りニーズに応えるFintechサービスを構想しており、ULTRA社とこの領域での連携も目指していきます。ULTRA社はTISの連結子会社となることで、会員獲得の強化や人員の拡充などを行い、より一層の事業の拡大を目指していきます。

テクノロジーの進化により、「Embedded Finance」が世界的な潮流となりつつあります。「金融包摂」の実現を目指すTISでは、本取り組みを通じてキャッシュレス化による社会課題解決をより一層推進していきます。

※1金融包摂:誰もが取り残されることなく金融サービスへアクセスできるようになること
※2 Embedded Finance:日本語では「組み込み型金融」や「埋め込み型金融」などと訳され、金融以外のサービスを提供する事業者が金融サービスを既存サービスに組み込んで提供すること


原文はこちら
https://www.tis.co.jp/news/2022/tis_news/20220509_1.html

16:07 | IT:一般
 

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