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2023/02/08

【SCSK】三菱UFJニコス株式会社の不正使用検知システムへ AI 導入~クレジット・金融決済サービスにおける不正使用抑止の精度向上~

| by:ウェブ管理者
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長 最高執行責任者:當麻 隆昭、以下 SCSK)は、三菱UFJニコス株式会社が利用しているクレジットカード不正使用検知システム「CARDSavior」に、このたび AI(人工知能)を導入し、2月 9 日から稼働を開始します。AI には、株式会社PKSHATechnology(以下
PKSHA)のAIプログラム「PKSHA Security(パークシャ・セキュリティ)」を採用しています。
導入にあたり実施した実証実験(PoC)において、既存のスコアリングエンジンと比較し、小口取引から大口取引まで幅広く対応強化できる結果を示し、不正使用抑止の精度が大幅に向上しました。
国内で多様化する決済サービス企業への支援も目指し、今後幅広く情報の発信を行ってまいります。

1.「PKSHA Security(パークシャ・セキュリティ)」の概要
過去の不正・犯罪検知プロジェクトで PKSHA が蓄積した知見・実績を集約させた不正・犯罪検知ソリューションです。PKSHA独自のAIアルゴリズム「トレンド追従型アルゴリズム」が、日々変化する不正手口のパターンを自動学習し、不正検知を高度化します。
本プログラムをクレジットカードの不正使用検知システムと連携させることで、いち早く最新の不正手口への対応が可能となります。従来は見分けることのできなかった不正使用を、高い精度での検知を実現します。

2.SCSKの不正検知システム「CARDSaviorR」との機能連携
SCSKは、1997年に日本国内初のクレジットカード不正使用検知システム「CARDSaviorR」の提供を開始し、不正使用に関する知見を蓄積してきました。不正検知を担当する業務部門向けに最適化されたインターフェースやお客様自身が個別定義するためのルールエンジンおよびシミュレーション機能を用意しています。
「CARDSaviorR」と「PKSHA Security」の連携で従来よりも高い精度で不正使用を検知するシステムとしての提供が可能となりました。また、不正使用が発覚した後の事務作業を支援するワークフローシステムも提供しており、業務効率化支援を含め全体の最適化を支援します。


原文はこちら
https://www.scsk.jp/news/2023/pdf/20230208.pdf

15:01 | IT:一般
 

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