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2015/12/17

【日本IBM】IBM、働き方を変革する100種類のIBM MobileFirst for iOSアプリをAppleとのパートナーシップにより提供~企業向けアプリにコグニティブ機能を採用へ

| by:ウェブ管理者
[米国ニューヨーク州アーモンク - 2015年12月16日(現地時間)発]

IBM(NYSE:IBM)は本日(現地時間)、Appleとのパートナーシップの一つの成果として、100を超えるIBMR MobileFirst for iOSアプリを提供したことを発表しました。これらのアプリで、14の業界と65の職種(金融アドバイザーから、客室乗務員、救急隊員、看護師、小売業界の購買担当者まで)にわたって働き方を変革します。また両社は、消費財、自動車、高齢者、化学・石油などの新市場へのポートフォリオの拡張も進めています。

各アプリには、IBMのビッグデータおよびアナリティクスの能力とAppleが誇る消費者のユーザー体験が融合されています。これにより企業は、新たなレベルの効率性、有効性、顧客満足を、これまでよりも迅速かつ容易に実現できるようになります。

Air Canada、AXA 、Coca-Cola Amatil、日本郵便、Rimac、Vodafone Netherlandsをはじめとする世界中の多くの企業で、iPadおよびiPhone用に設計されたIBM MobileFirst for iOSアプリが選ばれています。

AXAの会長 兼 CEO、AXA Management Committeeメンバーのニコラス・モロー(Nicolas Moreau)氏は次のように述べています。「我々は顧客の体験を変革することが、我々の保険および金融アドバイザー・ビジネスの戦略的な差別化要因になると考えています。AppleのGenius Barのような素晴らしい体験と我々のアドバイザーの専門知識を組み合わせ、お客様が求める体験にとどまらず、お客様の期待を劇的に超える体験をご提供したいと考えています」 

以下のお客様もIBM MobileFirst for iOSアプリを採用しています。
Abu Dhabi Islamic Bank:中東地域の主要金融機関の1つである同行は、IBM MobileFirst for iOSアプリを含む新しいデジタル・イノベーション戦略を通して、顧客とのやりとりや顧客へのサービス提供のあり方の根本的な変革を目指します。「Trusted Advice」アプリの導入により、金融アドバイザーがiPadから容易かつ安全に顧客ポートフォリオにアクセスして管理できるようにする予定です。
Bosch BSH:ヨーロッパの最大手家電メーカーである同社は、「Fast Fix」アプリを利用しています。保守サービスのエンジニアが、iPadでアナリティクスに基づく強力なガイドを 活用することで、家電のトラブルをより迅速に解決し、顧客満足を高めています。Bosch BSHの新たなモバイル戦略では、保守サービスのエンジニアとお客様をリアルタイムにつなげることで、顧客サービスの向上を目指しています。
SAS:スカンジナビアの最大手航空会社である同社は、客室乗務員に「Passenger+」アプリを提供する予定です。これにより、客室乗務員が各乗客の過去の好み、興味、購入決定状況をすべて確認して、よりパーソナライズされた快適なフライト体験を提供できるようになります。

IBM MobileFirst for iOSアプリにWatsonのコグニティブ機能を採用
IBMは、今後リリースされる多くのIBM MobileFirst for iOSアプリにWatsonのコグニティブ機能を採用して、アプリが従業員や顧客のニーズを継続的に学習し、効果的にデータを構築して活用できるようにします。

IBMとAppleのパートナーシップを担当するIBMゼネラル・マネージャーであるフレッド・バルボーニ(Fred Balboni)は、次のように述べています。「当社のアプリは、すでに卓越したビジネス価値を提供していますが、さらに進化してコグニティブ機能を提供するようになります。これにより、最も重要な情報に対する洞察が深まり、意思決定の質が高まるでしょう。Appleのシンプルなプロダクト・デザインと、IBMのセキュリティー、アナリティクス、コグニティブに関する比類ない専門知識の融合は、モバイルによるビジネス変革の最先端を行くものです」

仕事仲間をつなぐアプリ群
業界特化のアプリが増えたことで 、医療機関、金融機関、小売業者などの業務をより効率化するIBM MobileFirst for iOSの機能が揃いつつあります。すべてのチーム間で情報を共有し、同僚が各自のモバイル・デバイスから同じデータ・セットにアクセスして共同で作業できるようになります。

IBMは現在、iPad Pro用エンタープライズ・アプリの開発を進めています。それらのアプリでは、デバイスのより高度な能力、パフォーマンス、大画面、そして、iOS 9のマルチタスキング機能を利用して、ビジネス・ユーザーが同時に2つのアプリを並べて作業できるようになります。また、Apple Pencilに対応したアプリによって、部屋のデザインやレイアウト、トランザクションのログ、メンテナンス・ログへの注記の追加などの作業を、より正確かつ機能的に行うことが可能になります。


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2015/12/1702.html

18:10 | IT:一般
 

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