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2017/07/07

【TIS】TIS、スマホアプリを利用した『CARD×DRIVE』の実証実験を実施~ カード利用即時通知による、スマホへのプッシュ通知では 約93%の利用者が安心・安全を実感 ~

| by:ウェブ管理者
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、スマートフォンでクレジット/デビット/プリペイドなど各種決済カードの利用管理ができるクラウドサービス『CARD×DRIVE(カード・ドライブ)』を搭載したアプリを、カード利用者に実際に使用してもらう実証実験を行ったことを発表します。

消費者保護の観点から、大手カードブランドでは、不正利用検知を目的としてカード利用時の顧客への通知をルール化する動きがあり、一部カードブランドでは2018年3月からこのルールが適用開始される予定です。
スマホのプッシュ通知機能でカード利用時に顧客へ利用通知を行う『CARD×DRIVE』を活用することで、顧客への通知ルールへの対応に加えて、カード利用における安心・安全の提供や、カード会員とのリアルタイムコミュニケーションの実現が可能になります。

また、電子メールなどによる通知と比べ、スマホへのプッシュ通知は認識率・開封率・スマホアプリへの誘導性が高く、カード事業者が提供する自社アプリの活性化も期待できるとの仮説がありました。
そこで、TISでは『CARD×DRIVE』によるカード発行者と顧客のリアルタイムコミュニケーションの実現と不正利用防止を実現する効果を、カード会社の協力のもとで検証する実証実験を行いました。
実証実験では、2016年11月末から2017年2月末までの3ヶ月間、約300名のカード会社等の会員に『CARD×DRIVE』のスマホアプリを実際に利用してもらい、効果の有効性を調査しました。カード利用時の通知に対する認識や擬似的な不正利用の通知に対する反応を計測するとともに、その使用感や追加の機能の要望などのアンケートも実施しました。

『CARD×DRIVE』実証実験の概要

・期間
   - 2016/11/27~2017/02/27 (3ヶ月間)
・対象者
  -カード利用者258名
・期間中のアプリの利用結果
  -利用通知件数  10,333件(40件/会員)
    *うちログイン数3,284回(12回/会員)
・疑似不正利用通知※
  -通知数 258件
  -通知に対する電話問い合わせ数 94件(通知ユーザ数の約40%)
  ※カード不正利用を想定し、擬似的なカード利用情報を通知したもの
実験結果のサマリー
・カード利用を都度プッシュ通知されることで、対象者の93%がカードをより安心して利用できると実感。対象者の70%が本サービスの継続利用を希望。(カード利用の都度プッシュ通知が来ることに対して、煩わしいと感じた対象者は5%と少数。)
・更に、このうち25%の対象者が本サービスの付帯されたカードのメインカード化を希望。
・カードの不正利用を想定した擬似不正通知に対し、参加者の75%が不正利用を検知。また約40%がカード会社へ連絡。


原文はこちら
https://www.tis.co.jp/news/2017/tis_news/20170706_1.html

18:01 | IT:一般
 

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