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2017/05/25

【野村證券】ノムラ個人投資家サーベイ~為替動向」の注目度が上昇、「国際情勢」の注目度が低下

| by:ウェブ管理者
1. 調査の要約

(1) 『ノムラ個人市場観指数』は 37.8 と 2 カ月ぶりに上昇
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は 37.8 と 2 カ月ぶりに前月比上昇した。調査時の日経平均株価(17 年 5 月 15 日終値)は 19,869.85 円と前回調査時(17 年 4 月 10 日終値:18,797.88 円)を 1,071.97 円上回った。

(2)「為替動向」の注目度が上昇、「国際情勢」の注目度が低下
今後 3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「為替動向」の回答比率は 21.7%と、前月比 3.9%ポイント上昇した。「国際情勢」の注目度は 61.7%と、前月比 3.6 %ポイント低下した。

(3) 「電気機器・精密機器」の注目度が上昇、「素材」の注目度が低下
今後 3 カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いた DI を見ると、「電気機器・精密機器」の DI は-1.6 と前月比 4.0 ポイント上昇し、5 カ月ぶりに上昇した。一方、「素材」の DI は、1.6 と前月比 3.7 ポイント低下し、4 カ月ぶりの下落となった。

(4) 円高ドル安を見込む回答が小幅に増加
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて、円高ドル安を見込む回答比率の合計は 62.0%と前月比 0.2%ポイント上昇した。「5 円程度円高ドル安」を見込む回答比率は43.5%と前月比 1.2%ポイント低下した。一方、「10 円程度円高ドル安」を見込む回答比率は 14.7%と前月比 0.7%ポイント上昇した。「10 円以上円高ドル安」を見込む回答比率は 3.8%と前月比 0.7%ポイント上昇した。
「5 円程度円安ドル高」との回答比率は 32.9%と前月比 0.3%ポイント上昇した。「10 円
程度円安ドル高」の回答比率は 3.8%と同 0.9%ポイント低下した。「10 円以上円安ドル高」
を見込む回答比率は 1.3%と前月比 0.4%ポイント上昇した。

(5) 「アメリカドル」の投資魅力 DI が上昇、「日本円」が低下
今後 3 カ月程度の各通貨に対する見方について、「最も投資魅力がある通貨」との回答比率から「投資魅力があると思えない通貨」との回答比率を差し引いたDI を見ると、「アメリカドル」が32.9と前月比5.5ポイント上昇した。「中国元」も-40.2と前月比4.8ポイント上昇し、マイナス幅を縮小させた。一方、「日本円」が25.6と前月比5.3ポイント低下した。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20170525/20170525.pdf

16:11 | 金融:証券
 

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