金融&IT業界の情報サイト
 
 
 
写真レポート >> 記事詳細

2019/12/20

【日本経済新聞社】農業とテクノロジーの融合をテーマにした「AG/SUM~技術と経営と社会の調和による持続的発展を目指して~」を開催!

| by:ウェブ管理者

 2019年11月18(月)~20日(水)、日本経済新聞社は、3日間にわたり「AG/SUM  - Agritech & Foodtech Summit ~技術と経営と社会の調和による持続的発展を目指して」を、東京・日本橋にある室町三井ホール&カンファレンスにおいて開催した。


 主催者挨拶は、山崎 宏氏(日本経済新聞社  常務執行役員)が登壇。「テクノロジーで生産現場が変わるだけでなく、流通・企業・経営も含めて変わっていくことが農業の生産性を高めていくことになる。今回で3回目となる AG/SUM では、生産者の他、企業・学校・政策担当者等、農業に関わる全てのステークホルダーの方に集まって頂き、これからの農業について議論していきたい」と挨拶した。


 同じく開会の挨拶に立った伊東 良孝氏(農林水産  副大臣)は、「今回の催しを通じて様々な交流が生まれ、農林水産業・食品産業が有する課題を解決し、イノベーションをもたらすような技術やビジネスが創出されることは今年の AG/SUM のテーマでもある。国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の実現にも貢献すると期待している」と語った。


 基調講演「国連「家族農業の10年」が目指すもの」では、ピエールマリ・ボスク氏(国連食糧農業機構(FAO)  世界農業ウォッチ・プロジェクトリーダー)が登壇。SDGs(持続可能な開発目標)についてより詳細に解説した。


 講演「農家に寄り添った、持続可能な農業への挑戦」では、山﨑 周二氏(全国農業協同組合連合会(JA全農) 代表理事理事長)が登壇。本年度から国産の農畜産物を使った商品開発、販売強化にむけて、全農グループMD(マーチャンダイジング)部会を立ち上げたと述べ、「多様な業種のプレイヤーと連携し、生産・加工・流通・消費までを網羅するバリューチェーンの確立を目指したい」と抱負を語った。



 トークセッション「世界に貢献する日本農業のグローバルバリューチェーン」では、パネリストとして、前出の山﨑氏、三輪 泰史氏(日本総合研究所 創発戦略センター エクスパート)、髙野 克己氏(東京農業大学 学長)が登壇。鈴木 亮氏(日本経済新聞社 編集委員兼キャスター)がモデレーターを務めた。



 この日は、講演、シンポジウム、ワークショップやスタートアップ対象のコンテストが催された他、出展会場では農作物の自動収穫ロボット、水中ドローンや空気圧で運搬作業のサポートをするウェアリングデバイスなど新しい技術を体験し、スタッフから情報収集する姿がいたるところで見られた。本年で3回目となる AG/SUM 、農業従事者の減少など多くの課題を抱える日本の農業がテクノロジーとの融合により、地方活性化と連携しながら再生していくことを願ってやまない。

(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )





14:08 | 写真:金融・IT業界向け




 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.