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2022/06/07

【商工組合中央金庫】データ解析技術により水産養殖業の持続可能な発展を支援するウミトロン株式会社様を金融面からサポート

| by:ウェブ管理者
商工中金は、事業性の判断が難しく、収益化に時間の要する分野に取り組む創業間もない中小企業の皆さまを、関係機関と連携しながら、積極的にサポートしています。

商工中金(上野支店)は、ウミトロン株式会社様(本社:東京都品川区、代表者:藤原 謙様)に対し、スマート給餌機等の開発及び事業化に必要な資金として、5 億円のコミットメントライン契約を締結しました。
同社は、データ解析技術を用いた水産養殖用スマート給餌機等を開発するスタートアップ企業です。IoT、衛星リモートセンシング、機械学習をはじめとした技術により持続可能な水産養殖のコンピュータモデルを開発し、養殖事業者向けに提供しています。

同社が開発したスマート給餌機「UMITRON CELL」は、スマートフォン・クラウドを活用し魚の食欲にあわせ、遠隔で生簀への餌やり管理が可能。給餌の最適化や現場作業の軽減により事業コストを改善し、養殖業の高付加価値化を実現します。これにより、漁獲から水産養殖へのシフトを促進して海の天然資源の保全につなげる等、持続可能な水産資源の利活用に貢献します。

商工中金は、経営者や外部専門家へのヒアリングを通じた綿密な事業性評価を行い、同社の強みと財務上の課題を共有。同社の取組みが、持続可能な養殖事業の実現だけでなく環境保全に貢献するものであると考え、スマート給餌機等の開発及び事業化に必要な本融資契約を締結しました。なお、本件は経営者保証ガイドラインに則り、無保証としています。

商工中金は、創業ステージにある中小企業の皆さまの支援を通じ、経済の発展に貢献してまいります。


原文はこちら
https://www.shokochukin.co.jp/assets/pdf/nr_220607_01.pdf

15:04 | 金融:銀行
 

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