IBM Bluemixでの統合を通じて、JavaおよびNode.jsの両コミュニティーは、モバイル・サービス、データ・アナリティクス、Watsonなど、他の多くのIBMサービスやサード・パーティー・サービスにもアクセスできるようになります。
StrongLoopのCEOであるファン・カルロス・ソト(Juan Carlos Soto)氏は、次のように説明しています。「この買収により、Node.jsはビジネスのメインストリームに正式に参入し、IT業界に大きなメリットをもたらします。Node.jsオープン・コミュニティーのリーダーである当社は、オープン・コミュニティーが主導するイノベーションを推進しながら、グローバルな大企業向けのソフトウェアとサービスを提供していきます。これにより、お客様にとってより価値のあるAPIがもたらされます」
IBM Bluemix Garageでの新たなサービス 開発者は、IBMクラウドを使用できるほか、IBM Bluemix GarageでStrongLoop社の製品を使用したAPIの作成、管理、および収益の向上に関する開発の専門家による技術的なアドバイスを得られるようにもなります。
IBM IoT PlatformとStrongLoop社製品の統合 今回のStrongLoop社の買収により得た選り抜きのクラウド機能が、BluemixとともにIBM IoT Foundationに組み込まれる予定です。Bluemixは、IBMのPlatform as a Service(PaaS)であり、センサーのデータから洞察をもたらす強力なIoTプラットフォームに企業がアクセスできるようにするためのセキュリティーおよび分析機能を備えています。 IBMは、2016年後半までにStrongLoop社のプラットフォームをグローバルにサポートし、中国語(簡体字および繁体字)、日本語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、およびブラジル・ポルトガル語の各言語版も提供いたします。