【東京海上日動火災保険】運送事業者向けオールリスク置き配保険の販売開始 - グッドウェイ：金融・IT業界・フィンテック情報ポータルサイト（GoodWay Fintech）

2021/12/24	【東京海上日動火災保険】運送事業者向けオールリスク置き配保険の販売開始	\| by:ウェブ管理者

東京海上日動火災保険株式会社（取締役社長広瀬伸一、以下「当社」）は、2021 年 12 月より、運送事業者向けに、置き配専用のオールリスク保険（以下、「運送事業者向けオールリスク置き配保険」）の販売を開始します。当社は、本保険の販売を通じて、「置き配」の普及・拡大に貢献してまいります。

１．背景
コロナ禍の影響や新たな生活様式の下で、ネット通販の利用拡大や非対面・非接触での受け取りとなる「置き配」（※）のニーズが増加しております。一方、置き配で宅配された荷物の盗難や破損に対して不安を感じる消費者の声は多く、不在時には再配達を選択する消費者が依然として多い傾向にあります。
また、置き配の際の荷物の破損は、配送中なのか置き配中なのか等、責任の所在が不明瞭なものもあり、トラブルの際に対応が難しいという問題もありました。
運送事業者の人手不足への対応や CO2 排出削減という観点から、再配達率の抑制は重要な社会課題の一つです。消費者のニーズにお応えしつつ、再配達に起因する社会課題の解決のため、置き配の普及・拡大が求められています。これらを踏まえ、当社は運送事業者向けに、出荷人および消費者のリスクも含めて漏れなく補償を提供できるよう、運送事業者向けオールリスク置き配保険を開発しました。
(※) 玄関前など荷物の受取人である消費者から、あらかじめ指定された場所に運送事業者が配達する配達方式

２．本保険の特長
当社の運送保険（ロジスティクスミニ保険）をカスタマイズし、下記の特長を有した運送事業者向けオールリスク置き配保険を開発しました。

（１）オールリスクかつ全てのタイミングでの事故を補償
受取完了まで、盗難（※）、水濡れ、破損等オールリスクの事故を対象に、運送業者ごとに事前に設定した 1 荷物あたりの限度額まで実費を補償します（ただし、紛失は対象外となります）。また、事故が配送中なのか置き配中なのか等、どのタイミングでの事故か不明なケースについても保険の対象とします。
(※)盗難の場合は保険金の請求に盗難届の受理番号が必要となりますので、警察に盗難届を提出していただく必要があります。

（２）様々な置き配場所を担保置き配ボックスの他、玄関前、ポスト、ドアノブ、自転車かご、物置など、様々な場所への置き配に対応いたします。

（３）実態に見合った保険料
保険契約時に 1 年間の置き配見込み個数に基づいて暫定保険料を頂戴し、期末に確定置き配個数に基づいて精算いたします。
当社は、本保険の開発・提供を通じて、再配達率の抑制を支援してまいります。今後も、温度管理貨物の置き配保険も検討していくなど、当社は新たなリスクからお客様をお守りするために、最適な商品・サービスの開発・提供を進めてまいります。

原文はこちら
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/211224_01.pdf

15:02 | 金融：保険

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