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2014/10/03

【マネースクウェア・ジャパン】「『老後のお金に不安が・・・』でも、老後に備えて資金運用している人はたった3割!みんなの老後対策って?」をHarmoney.jpで公開

| by:ウェブ管理者
少子高齢化が進むにつれ、年金をもらう高齢者の比率は急増中。その一方では、積み立てられた年金原資の運用利回りも低下するなど、公的年金の運営状況は悪化する一方……。

多くの人が公的年金のシステムに不安や疑問を抱いているのが現状と言えるでしょう。そこで、年金に対する不安の有無や、現在加入している年金保険の種類、老後に備えての資産運用方法などについてアンケート調査を実施しました。あなたの備えの参考にしてみませんか?

(老後について、みんなはどう考えているの?)

「年金への不安はありますか?」と聞いたところ、「ある」または「どちらかというとある」と答えた人の割合は全体の95.6%。なんと、大半の人が年金への不安を感じていました。

厚生労働省が2014年6月にまとめた『公的年金の長期見通し(財政検証)』においては、年金水準が、政府が目標とする「現役会社員の収入の50%」を下回る可能性も出ており、現在の年金システムや将来の年金の実質目減りに不安を感じている人がほとんどと言えそうです。

現状において、自分が加入している年金について「支給されている年金額は知っている」または「支給されている額は大体知っている」と回答した人の割合は、あわせて49.0%。全体の半数以下となっており、半数を超える人は、自分がもらえる年金の金額は「わからない」と回答しています。不安は感じているものの、将来もらえる金額は調べていないという人も多くいることがわかりました。


(老後の準備、もう始めている?)

意外にも、20代は「20代から」、30代は「30代から」、40代は「40代から」取り組もうと思っている(または取り組んでいる)人の割合が最も高いという結果に。世代に関わらず、できるだけ早く、今すぐに取り組むことが大事だと考えているようですが、それは逆に、「もっと若い頃から取り組んだ方がいいとわかってはいるが、なかなか取り組めていない」という人が多いとも言えそうです。また、50代になると、「特に考えていない」との回答が42%と最も高い結果に。バブルを経験した世代であることや、老後までの期間が短いことなどが影響しているのかもしれません。

世代別に見ると、20代~40代では、老後に備えて今から資産運用を「していない」人の割合が7割以上で、50代でも6割以上との結果になっています。どの世代も、老後に不安は感じていながらも、積極的な備えをしている人は多くはないと言えそうです。


(老後に備えて、今から資産運用をしていますか?)

「資産運用をしている」と回答した人に質問した結果、半数以上の人が資産運用として「株式投資」を行っており、「投資信託」を利用する人も全体の3割以上にのぼりました。 今年スタートした「NISA(※株や投資信託(投信)などの運用益や配当金を非課税にする制度)」を利用している人の割合を見ていくと、2割の人が「NISAを利用した株式投資や投資信託」で資産運用していることがわかりました。 「財形年金貯蓄」「FX」「外貨預金」は全体の1割強、「債券投資」「不動産投資」「金投資」についてはすべて1割以下との結果になり、身近な運用方法として考える人は少ないようです。


(まとめ)

今回の調査の結果、老後に不安を持っている人は非常に多いことがわかりました。しかし、その一方で、老後に備えた資産運用している人は少ないという状況のようです。備えあれば憂い無し。しかも、その時期が早ければ早いほど安心はできるはず。すでに資産運用をスタートしている回答者の声を参考にし、あなたも老後に備えた資産運用を真剣にお考えになってはいかが?


原文はこちら
http://www.harmoney.jp/column/news/150

17:16 | 金融:FX・CFD
 

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