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2022/02/24

【カスペルスキー】<Kasperskyサイバー脅威レポート:2021年金融関連の脅威>バンキング型マルウェアによる攻撃の3分の1は企業ユーザーが対象に

| by:ウェブ管理者
[本リリースは、2022年2月23日にKasperskyが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]

---【概要】---
Kasperskyは、2021年の金融関連の脅威に関するレポート「Financial Cyberthreats in 2021」(英語)を公開しました。
https://securelist.com/financial-cyberthreats-in-2021/105898/
2021年の金融関連の脅威は、Windows PC向けのバンキング型マルウェアによる感染の試みに遭遇したユーザーデバイスが35.0%減少したほか、全体的に減少傾向となり状況に明るい変化が見られました。しかし、金銭の取引に関連する分野はサイバー犯罪者にとって優先度の高いターゲットであり、Windows PCに対するバンキング型マルウェアによる感染の試みの3分の1(37.8%)が企業ユーザーを標的にしていることが明らかになりました。これは2018年の24.1%から13.7ポイントの増加です。企業ユーザーへの攻撃は、少しずつではあるものの増加傾向にあります。
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2021年のバンキング型マルウェアによる攻撃全体は、2020年から引き続き減少傾向にあります。Windows PCを狙ったバンキング型マルウェアの感染の試みに遭遇したユニークなユーザーデバイス数は、2020年の62万5,364から2021年の40万5,985となり、35.0%減少しました。この傾向は、サイバー犯罪者が個人よりも企業ユーザーを優先的に狙うようになりつつあることで、攻撃の標的性が高まっていることが一因です。

全体的な統計結果は減少傾向ですが、企業ユーザーを標的としたバンキング型トロイの木馬は増加傾向にあります。2020年から2021年の間に、バンキング型マルウェアの攻撃に遭遇した企業ユーザーは1.8ポイント増えて37.8%となり、2018年から2021年の間では13.7ポイント増加しています。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000290.000011471.html

15:07 | IT:一般
 

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