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2020/02/04

【日本IBM】ブロードリッジ、IBMと提携しハイブリッド・クラウド戦略を加速。次世代のソリューション提供へ

| by:ウェブ管理者
~事業をデジタルトランスフォメーションし、IBMのシステムを利用したBroadridge Private Cloudを開発~

【米国ニューヨーク、2020年1月14日】 S&P 500指数構成銘柄に名を連ねるフィンテックの世界大手であるブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(本社:米国・ニューヨーク、CEO:ティム・ゴーキー、MYSE:BR、以下「ブロードリッジ」)とIBMサービス(NYSE:IBM、以下「IBM」)は本日、金融業界のブロードリッジの顧客に対し、クラウドを活用した新しいソリューションの提供をする合意に達したと発表しました。ブロードリッジはこの戦略的提携の一環として、IBMのシステムを利用したBroadridge Private Cloudを開発し、自社のグローバルなインフラの大部分をIBMに移行します。ブロードリッジはクラウド戦略の重要な節目となる本提携によって、世界中の大手金融機関に対し、市場投入スピードや柔軟性、レジリエンシーが向上した強力なソリューションを提供できるようになります。

ブロードリッジはハイブリッド・クラウド・モデルへの移行を加速することで、業界随一のテクノロジーインフラを通じて、次世代SaaSソリューションを提供できるようになります。ブロードリッジは今回の発表を受け、ミッションクリティカルな業務をIBMのクラウドに移行し、金融サービス業界のさらなる変革を支援します。IBMのオープン・ソースで構成されたクラウドの活用により、インフラの柔軟性が高まるだけでなく、ブロードリッジの持つアプリケーション・ポートフォリオにさらなる投資を行う機会が生まれ、業界首位の既存のソリューションを一層強化できます。また、業界で最も包括的なKubernetes(クバネテス)を基盤としたプラットフォームのRed Hat OpenShiftの導入により、ハイブリッド・クラウド・インフラ全体で業務を管理できるようになります。

ブロードリッジのマーク・スレシンジャー最高情報責任者(CIO)は、次のように述べています。「IBMのシステムを利用したBroadridge Private Cloudにより、世界中のお客様に対し、次世代のミッションクリティカルなソリューションをこれまで以上に迅速に提供できるようになります。当社がクラウド戦略を加速することで、お客様は柔軟性と耐障害性が高い業界随一のテクノロジー・プラットフォームを活用可能となるのです。また、同戦略の加速はブロードリッジの製品ロードマップの進捗を促し、お客様はイノベーションのABCD(AI、Blockchain、Cloud、Digital)を活用した新しいソリューションをより早く利用できるようになります。」

IBMグローバル・テクノロジー・サービスのゼネラル・マネージャーであるロドリゴ・ケデ・リマ氏は、次のように述べています。「IBMのハイブリッド・クラウドの能力と金融業界での実績を、世界の金融市場を支えるブロードリッジのミッションクリティカルなインフラに活用することを心待ちにしています。Broadridge Private Cloud並びに、IBMがこのほど発表した世界初の金融サービス向けのパブリック・クラウドは、IBMが金融機関に不可欠な要件に応えるため、規制に準拠し、安全性やレジリエンシーを保ちながら、世界中のお客様と協力し、どのような取り組みを行っているかを具体的に示す一例です。」

金融サービス業界は引き続き新規、および既存の競合との競争環境に晒されており、新しい革新的な製品やサービスの必要性に常に迫られています。加えて、規制やコンプライアンスの厳格化を受け、セキュリティーやレジリエンシーの強化が求められています。IBMと協力することで、ブロードリッジ、およびその顧客は、世界中の金融業界の規制やコンプライアンス要件を強く認識し、ハイブリッド・クラウドのマネージド・サービスの提供に実績を持つIBMの知見やサービスを活用できるようになります。

IBMは金融業界における豊富な実績を基盤に、ブロードリッジとその顧客が長期的な価値を生み出すことを支援します。IBMは今回の複数年にわたる合意を通じて、ブロードリッジのインフラを最新化し、主要な業務向けに自動化されたプライベート・クラウド・サービスを提供します。さらに、IBMクラウドにより、ブロードリッジは新しいアプリケーションの開発能力を得ます。ブロードリッジは、今後クラウドで新しいアプリケーションを開発し、展開する上で、IBMによる従来からのサポートに加え、設計や移行のサポートも受ける予定です。

IBMとブロードリッジはIBMの2019年第4四半期に、今回の合意を締結しました。


原文はこちら
https://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/55801.wss

16:10 | IT:一般
 

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