金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2020/06/23

【freee】新型コロナウイルスがスモールビジネスの経営に与えている影響の調査について

| by:ウェブ管理者
 freee株式会社(以下、freee)は、新型コロナウイルスがスモールビジネスの経営に与えている影響の調査を行い、公表することをお知らせします。

 本調査結果は、スモールビジネスの支援に携わる公的機関の政策立案をはじめ、支援に携わる皆様が有効な支援策を実行できるよう、定量的な調査を実施し、公表することとしました。今回の公表に当たっては、freeeの利用規約に基づき、個社、個人が特定、類推されないよう細心の注意を払い、統計情報(傾向を見るために多数の企業について集計されたデータ)のみの公表としております。

 freeeは、今後も「Power To スモールビジネス」(https://www.freee.co.jp/power-to-smb/)を掲げ、スモールビジネスに向けた新型コロナウイルスの様々な支援活動を展開してまいります。

■調査・公表方針

・一定期間会計freeeをご利用いただいているユーザー(※1)を対象とした統計データを分析
・業種別、月別に、①売上高、②地代家賃、③給料手当、④仕入高、⑤外注費の勘定科目を値を集計(※2)し、前年同月比、前月比を計算
・各勘定科目の集計値自体は公表せず、前年同月比、前月比のみを公表
・入出金から帳簿への登録までのタイムラグの影響は最小化されるよう調整
※1 エンタープライスプラン、プロフェッショナルプランのユーザーを除く
※2 データ数が少ない等の理由により、個社、個人が少しでも類推される可能性のあるデータは集計対象外

■調査結果

(1)概要

・全業種において、4月よりコロナウイルスの影響が深刻化しており、4月の売上高が前年同月比で50%未満となった事業所は、31.7%。5月は33.3%。仕入高についても、売上高と同様の傾向が見られる。
・他方で、地代家賃、給与手当は4月、5月に減少はしているが影響は軽微であり、前年同月比50%未満の事業所は、4月も5月も10%程度である。
・売上の大きな落ち込みに対して、地代家賃や給与といった固定費の減少が限定的であるため、スモールビジネスの経営への影響は深刻であると考えられる。
・業種別で見ると、飲食、生活サービス関連業種(理美容等)への影響が大きく、IT関連業種の影響は比較的小さい。
・飲食、生活サービス関連産業の売上高への影響は、5月も引き続き深刻であるが、4月に比べると改善。その他の業種では、徐々に影響が拡大している。


原文はこちら
https://corp.freee.co.jp/news/covid19-survey.html

16:18 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.