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2016/09/14

【パロアルトネットワークス】次世代エンドポイントセキュリティ「Traps」新版で 企業向けセキュリティプラットフォームを強化~機械学習による静的解析を含む新機能により、脅威防御の性能を向上

| by:ウェブ管理者
次世代セキュリティ企業のパロアルトネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:アリイ ヒロシ、以下パロアルトネットワークス)は、本日より、機械学習解析などを追加した次世代エンドポイントセキュリティTrapsの新版を日本市場で提供開始したことを発表します。これにより、アンチウイルス製品では対応できないような、エンドポイント(端末)におけるエクスプロイトおよびマルウェアからの防御を実現し、企業や組織のセキュリティプラットフォームを強化します。

【背景】

多くの企業や組織では、自社のエンドポイント上にアンチウイルス製品を含む、多数のセキュリティ製品を導入しています。それでもなお、サイバー攻撃が増加し多様化や巧妙化が進むにつれ、被害は拡大し続けています。このようなサイバー攻撃の進化に、アンチウイルス製品では対応しきれていないのが現状です。

パロアルトネットワークスは、次世代エンドポイントセキュリティTrapsを日本市場にて2015年5月より提供しています。Trapsは、マルウェアやエクスプロイトの検出機能を独自に組み合わせ、既知および未知の脅威がエンドポイントを侵害することを未然に防ぎます。独自技術により未知の高度な標的型攻撃を防ぐことができます。

Trapsは、パロアルトネットワークスが提供する次世代セキュリティプラットフォームを構成するコンポーネントとして、アプリケーションの安全な実行とサイバー侵害の阻止を目的に自動的に各コンポーネントと連動するように当初から設計され、クラウドベースのマルウェア分析環境であるWildFireとの間で脅威インテリジェンス情報の受信と共有を行います。Trapsは、WildFireを通じてプラットフォームのコンポーネントから共有される脅威インテリジェンス情報を活用して、脅威がどの経路から侵入しても、エンドポイント上で阻止します。

今回提供開始するTrapsの新版では、機械学習による静的解析やマルウェアの隔離などの新機能を追加しました。これらの新機能は、WildFireの脅威インテリジェンス情報の活用範囲を広げ、未知のマルウェアへのリアルタイムでの検出および侵害の阻止を実現し、次世代セキュリティプラットフォームを強化します。

【Traps新版の新機能の詳細】

●機械学習による静的解析:
機械学習エンジンが数百のファイル特性を検証し、マルウェアであるか否かを判定します。マルウェア、特に未知の亜種に対して、高い有効性と精度を持つ機械学習エンジンは、WildFireによる脅威インテリジェンス情報をもとに育成しています。これによりWildFireによる判定前に実行を許可できるファイルも迅速に判定することができます。

●マルウェアの隔離:
悪質なファイルを即座に削除し、当該ファイルのその後の伝播や実行を防止します。

●信頼済みコード署名者の判定
自動的かつ迅速に、新しい実行ファイルが信頼できるソフトウェア発行元により公開されたかどうかを判定します。不要な分析を削減し、ユーザーへの遅延や影響なく、実行ファイルを扱えます。


原文はこちら
https://www.paloaltonetworks.jp/company/press/2016/160914_JP_Starlight_Release.html

18:00 | IT:一般
 

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